物議を醸すサンデーモーニング。。。今回は『大統領はコメディアンだった人ですよ』。。。ゼレンスキー大統領のように逃げずに最前線の首都で戦えますか。。。
毎週日曜の朝のお騒がせ番組からまたしても物議を呼ぶ発言がありました。その番組は政権への批判で知られているサンデーモーニングです。
サンデーモーニングはロシアによるウクライナ侵攻を取り上げたのですが、その中で、コメンテーターの一人が『大統領はコメディアンだった人ですよ』と発言したのです。
もちろんゼレンスキー大統領はコメディアン出身ですが、文脈では馬鹿にしているとも受け取れる発言でした。
毎回毎回、変わった視点で発言しその都度批判を集めるサンデーモーニングはそろそろ番組を終えるべきではないでしょうか。
ウクライナを馬鹿にしたと受け取れるコメンテーターの発言。。。
ロシアのウクライナ侵攻は多くの番組で取り上げられています。多くの番組ではロシアの専門家が専門的な見地から情報を提供しています。
サンデーモーニングも注目が集まるロシア軍のウクライナ侵攻を報道しましたが、そこでの発言が物議を醸しています。
番組はロシアのウクライナ侵攻について取り上げ、コメンテーターに意見を求める。寺島氏はロシアについて、「ロシアが失ったものは大きい」「プーチン専制は極端に言うと、ヒトラーがやったこととほぼ同じストーリーに移りつつあります」などと非難する。
ところが、「ウクライナの方がね、一方的な被害者なのかって言うと、そうでもない。私は20年ウクライナの政治ってのと向き合ってきたんですけれども、それこそ思い出していただきたい、2004年のオレンジ革命とかね」と指摘。
引用元 『サンモニ』寺島氏、「ウクライナにも原因がある」「大統領はコメディアン」発言で批判
ウクライナが一方的な被害者とされることへの疑問を寺島氏は示しています。それがまともな理由であれば、これはこの状況下では勇気ある発言と言えるでしょうが、その理由があまりにも呆れるものだったのです。
さらに、寺島氏は「次第にどうなっていったか、国作りにとって。ウクライナってすごく逞しい国作りをしているよねって方向に進んだのかと言ったら、そうでもない。
例えば、そのゼレンスキーっていう大統領はですよ、これ誤解されてはいけませんけど、コメディアンだった人ですよ。コメディアンはいかんなんて話じゃないです。人気者を大統領に選んでいくっていう流れの民主主義に走ったと、ウクライナの方は。
我々は考えなければいけない。民主主義の価値ってどういうとこにあるのかね、我々自身の問題として考えないとですね。専制化していく民主主義っていうのと、ナショナリズムに走ってね、一方ですね、いつの間にか衆愚政治って言うかですね、要するにポピュリズムに走っていく民主主義っていうね、両方の危険性をはらんだ、その展開を目撃しているんだっていうことをよく認識しておくべきだと思います」とコメントした。
引用元 『サンモニ』寺島氏、「ウクライナにも原因がある」「大統領はコメディアン」発言で批判
ウクライナが大統領に元コメディアンを選んだことを衆愚政治とまで言い放っています。寺島氏は一応、『コメディアンはいかんなんて話じゃない』とは言っていますがその言葉に説得力は微塵もありません。
コメディアン出身だろうが、ゼレンスキー大統領は、民主主義の法律に基づき選挙で国民に選ばれ、懸命に国、国民を守ろうとしています。寺島氏には国の指導者が『何をしているか』よりも『出身』の方が気になるようです。
サンデーモーニングは何故いつも着眼点がズレているのでしょうか。それが視聴者の役に立つのであれば良いですが、いつも批判の的になっています。
TBSはサンデーモーニングの今後を本気で検討するべきだと思います。