新型コロナウイルス変異株「オミクロン株」の感染拡大に立ち向かう日本
新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株の感染は世界で拡大し続け、日本でも感染防止対策が着々と備えられています。
12月23日、京都府の西脇隆俊知事が会見を開き、京都府内で新型コロナウイルスのオミクロン株の市中感染が確認されたと発表しました。
西脇知事によりますと、確認された感染者は京都府内に住む20代の女性で、海外渡航歴がなく感染経路が不明で、市中感染だということです。
この女性は、12月中旬に発症して入院していて症状は軽症だということです。この女性についての濃厚接触者は7人確認されていますが、うち2人はすでに検査で陰性が確認されていて、他の5人については現在検査中ということです。
前日の22日には、大阪府の吉村洋文知事が、大阪府内で全国で初めてのオミクロン株の市中感染が確認されたと発表しています。大阪府で市中感染が確認されたのは30代の夫婦とその娘(10歳未満)で、夫婦の別の子ども2人もデルタ株の検査で陰性だったことからオミクロン株に感染している可能性があるとしていて、結果の解析を急いでいます。
感染拡大を未然に防ぐことは困難であるため、オミクロン株感染者は今後も拡大するかもしれません。
しかし岸田首相の水際対策の行動の速さから、感染拡大速度を遅らせていることも考えられます。
感染防止対策として、ワクチン3回目の接種も検討されています。今後の岸田首相の英断にも期待したいと思います。