日本・韓国の広がる「コロナ格差」




新型コロナウイルス猛威も和らぎ、緊急事態宣言を解除してから約50日が経過し、現在の日本は東京都で数十名、全国でも新規感染者は低い水準となっています。

これに対し、韓国では、感染者が三千名を超える過去最多を更新しています。

両国の「コロナ格差」は広がるばかりですが、その違いはいったいなんでしょうか。

韓国は一時、厳格な「K防疫」を誇っていたが、1日以降、「ウィズコロナ」として防疫措置の緩和を実施した。東亜日報(日本語電子版)は「明かりが消えていた首都圏のグルメ街は再び不夜城」「防疫パス(=接種証明)を適用してもプロ野球は観衆で満員だ」と報じた。

制限緩和で厳格度指数が低下したことが感染者の増加につながったというのだが、それだけが要因ではなさそうだ。

中略

欧米には厳しいロックダウン(都市封鎖)と大胆な規制緩和を繰り返した国も多いが、児玉氏は「オンとオフがはっきりしているのはかえってリスクが高い。日本は様子見をしつつ『中庸』を続けたことが、結果として先進国で最善の対処になったといえる」との見方を示した。

引用元 日韓で広がる「コロナ格差」の真相 韓国は感染者が過去最多更新 日本は厳格度より“中庸”で結果、先進国で最善の対処に

韓国との「コロナ格差」が広がるのも、日本の高いワクチン接種率や政府の新型コロナウイルス対策の取り組みだと言えるでしょう。

新たな新型コロナウイルス感染防止対策

自民党は新たに新型コロナウイルス感染防止対策を取り組む考えを示しています。

それは今後、感染力が2倍になった場合にも対応可能な医療提供体制の強化を図ると最重要の課題に位置づけることです。

具体的には、公立病院などの病床を新型コロナ専用にすることや、全国の医療機関の状況を一元的に把握できるシステムを活用することなど、感染が再拡大した場合でも確保した病床の8割以上を確実に稼働できる体制を目指すとのことです。

世界で新型コロナウイルス感染の猛威が止まらない中、日本でも「第6波」の緊急に備え、国民一人ひとりの対策が重要だと言えます。




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