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東京五輪の評価を是が非でも落としたい、印象操作をしたい日刊ゲンダイ⇒世界はアメリカだけではありません。


東京五輪について一貫して批判的な立場を取っている日刊ゲンダイは、世論を見て右往左往する立憲民主党らと違い筋が通っているように思えます。

ですが、その批判を見てみるととても的を射た批判とは思えないものばかりです。

一貫して東京五輪を批判、そしてその印象操作を行う日刊ゲンダイは『小説』としては面白いのでしょうが、とてもマスコミとは思えません。

東京五輪と史上最悪と罵る日刊ゲンダイ。。。日刊ゲンダイはアメリカしか見てない。。。

東京五輪について開幕前、そして開幕後も一貫して批判的な立場を貫いている日刊ゲンダイですが、東京五輪について『東京五輪に世界中から「ワースト」の不名誉…コロナ禍で強行し米NBC視聴率ボロボロ』と題する記事を配信しました。

記事のタイトルのみを見ると東京五輪が『世界』から不評を買っていると思えてしまいますが、中身を読んでみると全然違うのです。

 自国の五輪代表チームへの不満やメディアの報じ方への批判など、「最悪」の理由はさまざまだが、約11億ドル(約1200億円)にも上る放映権料をIOC(国際オリンピック委員会)に支払った米放送局NBCの不振が象徴的だ。

NBCは約12億5000万ドル(約1370億円)の広告収入を当て込む一方、27日までの視聴者数は前回のリオ五輪と比べ42%も減少。先月23日の開会式の視聴者は過去33年で最少だった。

米ブルームバーグによると、NBCは開会式以降、視聴者の低迷を理由に広告スポンサーへ補償策を提案しているという。同社のジェフ・シェルCEOは6月、「当社の歴史の中で最も収益性の高い五輪になる可能性がある」と強調していたが、完全にアテが外れた格好だ。
引用元 東京五輪に世界中から「ワースト」の不名誉…コロナ禍で強行し米NBC視聴率ボロボロ

日刊ゲンダイにとっての『世界』とはアメリカのみを指すようです。しかも視聴率が低いと言っていますが、それは織り込み済みでNBCは広告の営業をしていたはずです。

NBCが失策によって東京五輪が『ワースト』になるのか理解ができません。

更に、日刊ゲンダイによると『ワースト』の理由がもう一つあります。ですが、それがまた意味不明なのです。

有名選手がいないことが『ワースト』になるの??

日刊ゲンダイが無理くりな批判、そして印象操作をしていることは理解してもらえたと思いますが、更に驚きの理由を挙げています。

それが『有名選手の脱落』です。

「在米経験に照らしても、米国では五輪がかなり盛り上がるはずなのに、今回はネガティブな要因が重なっています。コロナ禍での開催そのものへの疑問は拭えず、米国体操女子のエースであるシモーン・バイルスの欠場や、米国でも人気のテニスの大坂なおみのシングルス3回戦敗退などの“ハプニング”が相次いだ。米国人にとっては力を入れて応援できないのではないか。無観客だから会場の熱気が伝わらないうえ、NBCがコマーシャルを入れまくっているせいでシラけるとの声も出ています」

ハッキリした“対立構図”が存在しないのも視聴率低迷の要因だという。

「『平和の祭典』をうたっているものの、結局はナショナリズムにあおられる部分があり、かつては五輪でも米ソ対決が明確でした。ところが、今回は、いわゆる『ライバル対決』みたいな構図もない。米国の“お家芸”である陸上男子100メートル決勝も、圧倒的な強さを誇る選手がいないから物足りなかったのでしょう。五輪よりもメジャーリーグの大谷選手の方が、よほど注目を集めています」
引用元 東京五輪に世界中から「ワースト」の不名誉…コロナ禍で強行し米NBC視聴率ボロボロ

日刊ゲンダイは一体何を言いたいのでしょうか。選手の5年間の努力の結果を東京五輪に求めるのではなく、努力の成果より、ランキングに基づいた『予定調和』な東京五輪を求めているのでしょうか。

『有名選手がいない』から東京五輪は『ワースト』と本気で言っているのであれば、日刊ゲンダイはスポーツを愚弄していると言っても過言ではありません。

東京五輪を批判するために、呆れる主張を繰り返す日刊ゲンダイは事実報道をするマスコミには値しません。

このような日刊ゲンダイのようなマスコミがいるから、不毛な東京五輪開催・中止論争が起こったことを忘れてはなりません。

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