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厚生労働省『ワクチン廃棄の企業名公表します。』⇒楽天、区民へのワクチン接種を開始の謎。。。過剰にワクチンを請求していたのでは?


新型コロナウイルスのワクチンの供給不足が懸念されています。そんな中、ワクチンの無駄をなくす為に、厚生労働省がワクチンの廃棄を行った場合には企業名を公表する方針を明らかにしました。

厚生労働省が取った方針は当然のものと言えますが、これに慌てたのか区民への接種を開始すると発表した企業が楽天です。楽天の三木谷氏は、ワクチンの重要性をしきりに主張していました。

それにも関わらず、自社のことしか考えずに過剰に発注していたのであれば言語道断であり、責任をとっていただかなければなりません。

発表された楽天による区民へのワクチン接種。。。

全国で進んでいるワクチン接種の重要性について、菅総理は幾度も新型コロナウイルス対策の『決め手』であると説明してきました。

その決め手であるワクチン接種を一民間企業である楽天が世田谷区民に提供するという報道が7月27日にされました。

各自治体が実施主体となり、厚生労働省が定める接種順位に基づき、新型コロナワクチンの接種が進められている。東京都世田谷区は、楽天グループの協力を得て、8月2日から楽天本社会場でのワクチンの集団接種の実施を決定。開始初日の前日、8月1日8時30分からウェブと電話で予約を受け付ける。

予約の条件は、世田谷区に住民票のある18歳以上で接種券を持っていること、申込が第1回目のワクチン接種であること。接種するワクチンはモデルナ製のため、現時点では18歳以上に制限するが、対象年齢拡大が決定した場合は12歳以上に変更する。
引用元 楽天グループによる世田谷区民へのワクチン接種 8月1日から予約受け付け

民間企業が住民のワクチン接種に前向きな姿勢を示すことは歓迎すべきことだと思いますが、楽天は何故モデルナ製のワクチンを持っているのか考えなければなりません。

河野担当大臣が職域接種で表明していた懸念。。。

ワクチン接種が加速していた6月下旬にワクチン接種担当の河野担当大臣は次のように呼びかけていました。

河野氏は、職場や大学での接種に使用している米製薬会社モデルナ製のワクチンについて「納品を受けた施設からその他の施設への小分け配送が認められていないので、納品されたワクチンは全てその施設内で摂取する必要がある」と説明。過剰に申請すれば余った分が無駄になる可能性を示した上で、「貴重なワクチンなので、余剰で無駄になることがないようにしなければいけない」として、時間をかけて精査する考えを明らかにした。
引用元 ワクチン「過剰に申請しないで」 河野氏が企業などに呼びかけ

この河野担当大臣の発言を受けてかは不明ですが、ワクチンを廃棄している企業について厚生労働省が次の方針を取ることが7月26日に報道されました。

厚生労働省は26日までに、新型コロナウイルスワクチンの職場接種を行う企業などが一定の条件下でワクチンを廃棄した場合、企業名や原因、再発防止策などを公表すると明らかにした。企業名も含めて事例を紹介することで、他企業の参考にしてもらい、廃棄量の削減につなげたいとしている。来週にも同省ホームページで開始する。
引用元 ワクチン廃棄の企業名公表

厚生労働省の示した方針を考慮してみると、楽天はワクチン廃棄で企業名を公表されることを恐れたからではないのかとの推論が成り立ちます。

そもそも、河野担当大臣は『過剰に申請するな』と言っています。楽天が世田谷区民に提供するワクチンは一体どのように申請をしたのでしょうか。区民に振り分けられたワクチンは、楽天が過剰申請していた結果なのではないでしょうか。

ワクチンの重要性を主張していた三木谷氏には、ワクチンの過剰申請の有無について説明をして頂きたいと思います。

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