立民・枝野代表『宮城県に緊急事態宣言を出せ』⇒宮城県は蔓延防止等重点措置で感染封じ込めに成功⇒枝野代表はなぜか沈黙。。。
立憲民主党の枝野代表は、一体なにがしたいのでしょうか。
日を増すごとに政府への批判のレベルが上がっていっています。しかも、その批判は枝野代表の前言と比較すると面白いほど変節しています。
特に緊急事態宣言をめぐる枝野代表の批判は、滑稽なものでした。
枝野代表は、衆議院議員総選挙に向けて気合を入れているのでしょうが、枝野代表がこの調子なら立憲民主党の衆議院議員総選挙での惨敗とその後の消滅が現実味を帯びてきます。
緊急事態宣言を求めていたのに、いざ出されると批判する枝野代表。。。
緊急事態宣言を求めていた立憲民主党の枝野代表ですが、出されればされたで当たり前のように批判を展開しました。
(3度目の緊急事態宣言を発表した菅義偉首相の会見について)過去の緊急事態宣言を(感染者が)減り切らないうちに解除したことが、リバウンドを生じさせ、繰り返し事業者のみなさまに無理をお願いをしているということへの反省が全く感じられない。
ゴールデンウィークという一番の書き入れときに無理をお願いする以上は、これを最後にしなきゃいけない。感染ルートを追ってリバウンドを封じ込められるような規模まで減らすことを明確に掲げるべきだ。
『繰り返しの反省がない』と菅総理を批判する枝野代表ですが、それは枝野代表にこそ当てはまります。
新型コロナウイルスの新規感染者数が増えると批判を展開し、減少傾向になると新型コロナウイルス対策ではなく、別のことで政府を批判していることは、多くの人がこの1年を通じて見てきたことです。
枝野代表は先月も緊急事態宣言の発出を求めていましたが、枝野代表が求めた緊急事態宣言の対象地域は、今とは異なるものでした。
宮城県にも緊急事態宣言を求めていた枝野代表。。。
先月に新型コロナウイルスの脅威に晒されていたのは、大阪府だけではありませんでした。宮城県も新型コロナウイルスの新規感染者の増加が深刻な状況になっていました。その時、枝野代表は宮城県と大阪府について緊急事態宣言の発出が必要だと持論を展開していました。
立憲民主党の枝野幸男代表は28日、松山市内で記者会見し、新型コロナウイルスの感染再拡大が広がる宮城県と大阪府について「緊急事態宣言が必要だ」と述べた。
枝野氏は「大阪は時期尚早のタイミングで自ら(緊急事態宣言の)解除を求め、宮城県は(飲食店支援策の)『Go To イート』を地元で独自に進めていた。そしてこの結果だ」と指摘。「それぞれの知事の責任は大変重たい」と述べ、大阪の吉村洋文、宮城の村井嘉浩両知事の対応を批判した。
引用元 立憲・枝野代表、宮城・大阪に「緊急事態宣言が必要」
注目すべきは、宮城県にも枝野代表が緊急事態宣言の発出を求めていたことです。その後宮城県では、蔓延防止等重点措置が適用され、新型コロナウイルスの新規感染者を抑え込むことに成功しました。
宮城県で成功した蔓延防止等重点措置について、枝野代表は何一つコメントを発表していません。
蔓延防止等重点措置で抑え込むことができた地域に枝野代表は、緊急事態宣言の発出を求めていたことを忘れてしまったのでしょうか。
言うまでもなく、緊急事態宣言は蔓延防止等重点措置に比べて地域経済に深刻な影響を及ぼします。
仮に枝野代表が政権を担っていた場合、蔓延防止等重点措置で事足りる地域に緊急事態宣言を乱発し、地域経済に深刻な影響を及ぼしていたことは間違いないでしょう。
枝野代表が、今の宮城県の状況をどのように思っているのかわかりませんが、少なくとも枝野代表の発言が的外れだったことは明らかになりました。
批判に批判を重ね、その場しのぎで聞こえの良いことを言う政治家を誰が信用できるのでしょうか。
来たる衆議院議員総選挙で、枝野代表率いる立憲民主党の惨敗と消滅が現実味を帯びてきました。