立憲民主党が政府の処理水の海洋放出決定に反対。。。枝野代表、福山幹事長、安住国会対策委員長、当時政権中枢にいたのだから、今回ばかりは協力的にするのが筋ではないですか?
政府が東京電力福島第1原発で増え続ける処理水の海洋放出を決定しました。処理水を貯蔵するタンクは、増設も困難な状況にあります。このことが処理水を海洋放出する理由です。
今回の処理水海洋放出は国内の基準の40分の1まで希釈するため、安全性は約束されています。
もしこれが許されないことになると、日本の原発はおろか海外の原発も処理水の海洋放出が許されないことになります。
案の定ですが政府の重要な決定について、あいも変わらず立憲民主党が批判的な姿勢をみせました。
処理水の海洋放出決定に、案の定、立憲民主党が代案なき批判を展開。。。
政府が処理水の海洋放出を目指していた7日、安住淳国対委員長は風評被害を懸念して次のように語りました。
立憲民主党の安住淳国対委員長は国会内で記者団に、「海産物の風評被害がすごい。本当にそれ以外の方法はないのか。もっと真剣に政府は選択肢を模索するべきだ」と指摘した。
これには日本維新の会の馬場伸幸議員も「立憲民主党は10年経っても批判ばかりで代案ナシですか。」と皮肉をSNSに投稿していました。
立憲民主党は10年経っても批判ばかりで代案ナシですか。
— 馬場 伸幸(ばばのぶゆき 日本維新の会) (@baba_ishin) April 8, 2021
また、産経新聞は、福山哲郎幹事長が「風評被害が広がる」と批判したことに対し、『現在の野党に問題解決の具体的な対案があるわけでもない』と立憲民主党の姿勢を批判する記事を配信しました。
立憲民主党などの野党は13日、風評被害が広がると批判した。ただ、事故が発生したのは立民の前身の旧民主党政権時代。現在の野党に問題解決の具体的な対案があるわけでもない。
「国民の理解も進んでいない。風評対策の具体策もなし。こうした状況で海洋への放出を決めたことは非常に遺憾に思う」
立民の福山哲郎幹事長は記者団にこう述べ、政府を批判した。党震災復興部会長の金子恵美衆院議員も「海洋放出と決めた段階で風評被害は広がる」と訴えた。
事故当時、幹事長を務めた枝野幸男代表もいつも通りの無責任な批判を惜しげもなく披露していました。彼はこの原因を作った当事者にも関わらずです。
これについて、立憲民主党の枝野代表は、訪問先の札幌市で記者団に対し「地元の漁業関係者には危惧や反対の声があるが、政府は何の説明もないまま結論ありきで進めてきた。当事者を無視した被災者なき災害対応であり、事故対応だ」と批判しました。
そのうえで枝野氏は、記者団から海への放出の是非を問われたのに対し「政府はただ『安全だ、安全だ』と言っているだけで具体的な説明がなく判断のしようがない。判断材料が出てこないということは、反対せざるをえない」と述べ、現状では反対する考えを示しました。
引用元 立民 枝野代表 処理水海洋放出「安全性の説明尽くされてない」
常に立憲民主党に対しては『対案がない』という批判がでも飛び交っていますが、今回の処理水放出に対して、『対案の無い批判』が許されないのには理由があります。
公明党の山口那津男代表がそのことに言及しています。
公明・山口代表が一喝『当時政権を担っていた方々には、責任を持って発言してもらいたい』
立憲民主党の役員の方たちは、批判をしていれば仕事をしていたとでも思っているのでしょうか。
今回の処理水の海洋放出の決定についての批判は、肝心なことが抜け落ちています。そのことを踏まえ、公明党の山口代表は立憲民主党の『海洋放出ありき』批判を厳しい言葉を並べて一蹴しました。
公明党の山口那津男代表は13日、東京電力福島第1原発で増え続ける放射性物質トリチウムを含んだ処理水の海洋放出をめぐり、立憲民主党などの野党が「海洋放出ありき」と反発していることに苦言を呈した。処理水をめぐる課題は現在の立民幹部らが中枢にいた旧民主党政権時の原発事故対応に始まっており、「当時政権を担っていた方々には、もう少し事実の経過に対して責任を持って発言してもらいたい」と述べた。
引用元 処理水放出「当時政権を担った方は責任持って発言を」 公明・山口代表
山口代表の意見には多くの人が共感をするのではないでしょうか。
原発事故当時は民主党政権であったことは公知の事実です。その政権の中枢・要職を担っていた人たちが無責任に批判をするが許されるわけがありません。
できることなら、処理水の海洋放出については立憲民主党の対案を見てみたいです。が、対案がないのが立憲民主党です。
政府の重要な決定について批判するのではなく、当時の政権担当であったことを自覚して対案を出して頂きたいと思います。