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無反省か?『自分自身の判断は間違っていなかった』と豪語する羽田次郎候補。。。推薦を出した国民民主党、連合、これでよかったのでしょうか。。。

各地で補欠選挙・再選挙が実施されていますが、中でも一際注目を集めているのが野党統一候補として、羽田次郎候補が選挙戦を繰り広げている参議院長野選挙区の補欠選挙です。

参議院長野選挙区の補欠選挙をめぐって、羽田候補が締結した政策協定が原因のひと悶着がありました。

反発をした国民民主党と連合が、最終的には推薦を出したため従前の通りになりました。

ですが、羽田候補からは政策協定について反省している色は窺い知ることはできません。

矛を収めた国民民主党と連合。。。

羽田候補が締結した政策協定に、もっとも苛烈に反応したのは国民民主党と連合でした。国民民主党は、推薦撤回をしたのちに異例ともいえる再推薦を行いました。

国民民主党は7日の両院議員総会で、参院長野選挙区補欠選挙(25日投開票)に出馬する立憲民主党新人の羽田次郎氏の「再推薦」を決めた。国民の玉木雄一郎代表はいったん推薦撤回を表明したが、羽田氏と「国民綱領に同意し、重点政策実現に向けて最優先で取り組む」との合意文書を結んだ。
引用元 参院長野補選、羽田氏を再推薦 国民

国民民主党に対して、羽田候補が合意文書を提出したことが再推薦の決め手になりました。一方の連合に対しては、立憲民主党党首の枝野代表が直々に連合を訪れて神津連合会長に陳謝して事なきを得ました。

立民の枝野幸男代表は「長野県連の軽率な行動。党本部としてその内容に拘束されるものではない」として、3月17日に連合の神津里季生(こうづりきお)会長に陳謝した。連合は、羽田氏が旧民主党系の政治団体との間で別の政策協定を結び、枝野氏とも「二度と繰り返してはならない」との申し合わせができたとして、いったんは矛を収めた。
引用元 長野補選、野党共闘に暗雲 立民新人、共産と協定 連合や国民が反発

羽田候補は野党統一候補とはいえ、一介の新人候補であることに違いはありません。枝野代表自らが連合に陳謝に赴くことは羽田候補への期待の現れなのでしょうか。

野党間に亀裂を生じさせた羽田候補ですが、国民民主党と連合が矛を収めたことについて負い目を感じているのかと思いきや、そのようなことは羽田候補から一切窺えません。

羽田候補は批判を気にしない自信家?

野党や支持母体、そして党首まで巻き込んだ羽田候補の政策協定ですが、当の本人は政策協定が悪かったとは微塵も感じていない様子です。

「私が結んだ政策協定には多方面から批判があるが、自分自身の判断は間違っていなかった」

羽田氏は4日、支援者らが集まった講演会で、こうあいさつした。

中略

国民民主党の玉木雄一郎代表は、こうした「共産党寄り」の内容に反発する党内の声を受けて、羽田氏に出した推薦を「白紙」に戻した。

すると、羽田氏は今月2日、「国民民主党の綱領に同意し、同党の重点政策にも最優先で取り組む」と記した文書を玉木氏と結ぶことで、同党から「再推薦」を得た。
引用元 参院長野補選、羽田次郎候補の見えない「2つの政策協定」 「日米同盟」「原発」への姿勢がわからず、有権者戸惑い

羽田候補は2日に国民民主党との間に合意文書を交わしていながら、4日には「私が結んだ政策協定には多方面から批判があるが、自分自身の判断は間違っていなかった」と発言しています。

これは反省をしていない証拠です。異例の再推薦を出した国民民主党と枝野代表による陳謝を受け入れた連合は、この羽田候補の発言をどのように捉えているのでしょうか。

羽田候補は国民民主党と支持母体の連合を甘く見すぎです。

野党各党が必死になって野党共闘を行っていますが、この共闘関係を壊す候補、それが羽田候補なのかもしれません。

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