ダブスタです!自民の世襲を非難する立民ですが、立民の衆院選候補者の1割強が世襲候補とのことです。。。
衆議院選挙に突入し、各政党がそれぞれの政策などの主張を行っています。
しかし、野党は自民党派閥の政治資金パーティーを巡る問題を取り上げ、自民党への批判を有権者に訴えていて、政策の主張よりも与党批判を強めています。本来、選挙では政策を訴え日本をどういう国に導くかという主張を有権者は望み、判断材料にしたいのですが、残念ながら自民批判が先行してしまっています。
そんな中、立憲民主党がとんでもないダブルスタンダードを披露しました。
相変わらずダブスタの立民です。。。
共同通信は15日に『自民「世襲」候補が3割弱 立民も1割超、全体で136人』を報じました。衆議院選挙の立候補者について、自民党は全立候補者のうち3割弱が世襲候補で、立憲民主党は1割強が世襲候補とのことです。
しかし、立民といえば、野田代表が自民の世襲を強く非難していて、代表選の際にも『政治に金をかけ過ぎている。政治改革を先頭に立って実現していく。議員定数削減や、自民党には絶対できない世襲禁止を打ち出したい』と述べていました。
また、昨年11月の衆院予算委員会の質問では、当時の岸田総理に『(岸田)総理は3世、ジュニアに委ねると4世。ルパンだって3世までだ。歌舞伎役者じゃないんだから』と苦言を呈していました。
さらに立民は昨年10月20日に政治資金規正法の一部を改正する法律案(政治資金世襲制限法案)を衆院に提出しました。内容は『本法案は、(1)国会議員が引退したり、亡くなった場合に、国会議員関係政治団体の代表者を配偶者または3親等以内の親族に引き継ぐこと(2)国会議員関係政治団体が親族やその国会議員関係政治団体に寄付すること――を禁止するものです。』とのことです。
これだけ世襲を強く非難しておいて、いざ選挙になると平気で世襲候補を擁立しました。まさにダブルスタンダードです。与党の世襲はダメで、野党の世襲はOKというのでしょうか。
自民党の支持率が落ちている中、立民の支持率が上がらないのは、こんなことばかりしているから信用が得られないのだと思います。
世襲がダメとは決して思いませんが、世襲を非難するからには、自ら範を示し、党内の世襲を根絶するのが先決ではないでしょうか。思い起こせば政治資金パーティー禁止法案を巡っても、開催するかどうかで非難を受けていました。何度繰り返すのでしょうか。