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参議院長野選挙区補欠選挙、立民公認の羽田次郎氏がワイドショーのごとくPCR推進を主張。。。立候補のために改憲から護憲へ。。。おまけに辻元議員が批判した世襲候補。。。

立憲民主党の福山哲郎幹事長が、参議院長野選挙区補欠選挙で立憲民主党が公認した羽田次郎氏の応援のため駆け付けました。立憲民主党としては、弔い合戦と言えます。福山幹事長はPCR検査が増えないことを批判しました。

福山幹事長の発言に後押しされたように、羽田氏もPCR検査について主張しました。
残念ながらその主張は、日々煽動するような情報を垂れ流すワイドショーや左派勢力の主張と大差ありませんでした。

デイリー新朝の調べによると、改憲派だった羽田次郎氏は護憲派に変貌したといいます。

また、立憲民主党自体も世襲に対して批判的な姿勢を示してきたにもかかわらず、平然と世襲である羽田次郎氏に公認を与えました。

一貫性のない立憲民主党の姿勢が、ここでも窺い知ることができます。

ワイドショーそのままの周回遅れのPCR検査推進を主張。。。

羽田次郎氏は、福山幹事長の指摘の後に意気揚々と次のように述べました。

新型コロナウイルス感染症対策に関しては、「誰でもすぐにPCR検査を受けて、陰性か陽性かはっきり分かれば、他人にうつすこともない。陽性であれば、自分自身もしっかりとした医療を受けられる。その体制作りをしなければならない」と提案しました。
引用元 「国民の皆さんの不安を、羽田次郎さんに参院に行ってもらい、菅政権にぶつけてもらおう」参院長野補選第一声で、福山幹事長

羽田氏は、国政に出ようとしているはずです。ワイドショーで聞くような発言ではなく、羽田氏自身の考えを聞きたいと思う人は多いはずです。

この羽田氏の主張については、多くの専門家からも「必要性の高い人には迅速に実施できる体制が必要」だが、「一般市民に対するスクリーニングや漠然とした不安に応えるための検査は増やすべきでない」という結論がすでに出ています。

右へ左へとフラフラする羽田次郎氏。信念はどこにあるのですか?

左派勢力の主張を鵜呑みといえば、デイリー新朝によると次郎氏は今回の立候補に向けて、変説しているということです。

希望の党は東京都議会の地域政党「都民ファーストの会」(小池百合子・都知事の支持基盤)が国政進出するために結成された党で、保守的な色彩が強い。そのため今回の出馬で整合性がとれなくなっているという。

「17年に衆院選に出馬した際、毎日新聞のアンケート調査に答えた羽田次郎氏は、憲法9条の改正に賛成だとしています。ところが今回、共産党や左派的な市民団体とも政策協定を結んだため、護憲や原発ゼロ、日米同盟の見直しなどにも合意しています。立憲民主党の支持者からも異論が出ている状況です」(同)

引用元 参院補選で立民は急死した羽田雄一郎氏の実弟を擁立 黙って“世襲”を認める姑息さ

17年の衆院選には改憲に賛成で、今回は反対という立場のようです。

憲法についての姿勢は、ころころと変わるものではないはずです。羽田氏は自身の変節について、有権者に説明をする気はあるのでしょうか。

立候補するために主張を変えていることには変わりはありません。政治家として一番信用におけない態度ではないでしょうか。

厚顔無恥。自民党の世襲は批判しておきながら世襲候補を送り出す矛盾。。。

情けない変節といえば、立憲民主党の世襲批判も同じです。辻元清美副代表も国会で以下のように質問していました。

《辻元氏は、首相がかつて「世襲制限をして世代交代を図る。こんな当たり前のことをやらないと自民党に未来はない」と述べていたと紹介し、「今も同じお考えか」とただした》

《首相がかつて「3親等以内の親族を公認しないことを考えている。出たければ違う選挙区から出ればいい、と具体的に考えていた」というエピソードも披露した》

引用元 参院補選で立民は急死した羽田雄一郎氏の実弟を擁立 黙って“世襲”を認める姑息さ

党の副代表が国会でこれだけのことを発言していながら、羽田氏への公認はあっさり下りました。

たしかに旧民主党では世襲制限を設けていましたが、立憲民主党では設けていないので、党規違反ではないのかも知れません。ですが、これだけの啖呵を切っておいて簡単に世襲を公認したのでは、厚顔無恥と言わざるを得ないのではないでしょうか。

政党によって右へ左へと変節する羽田次郎氏と、世襲批判をしておきながら世襲候補を送り出す、立憲民主党は信用に値しません。

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