立憲民主党・小沢一郎氏が立民執行部に投げた「ギリギリライン」の球の行方は。。。
ここ最近は、表舞台からは遠ざかっていた立憲民主党の小沢一郎氏の名前が、21日に閉会した通常国会の終盤に、表に出てくるようになってきました。次期衆院選に向けた、立民執行部による共産党などほかの野党とは「共闘しない」路線に反発する議員が、野党共闘の必要性を訴えて結成した「野党候補の一本化で政権交代を実現する有志の会」に、賛同議員の1人として出席しています。選挙での候補者一本化は、前々から、小沢氏が主張してきたことです。
また国会閉会日の6月21日に、小沢氏が会長に就任した党内政策グループ「一清会」の立ち上げを、側近議員らが発表した。立ち上げは前日の20日で、急なタイミングだったことをうかがわせた。記者会見に小沢氏は欠席したが、今後小沢氏も出席した会合を開催するという。
「一清会」は、旧民主党時代に一大勢力を誇った「小沢グループ」の復活を目指す動きと受け止められている。旧民主党時代にはかつて「一新会」や、超党派の「新しい政策研究会(新政研)」など、小沢氏が会長を務めるグループがあった。多くの議員が集まる「新政研」の毎週木曜日の定例会合は、記者にとって外せない取材機会だったことを覚えている。
今回、久しぶりに名前がついた形で立民内で復活することになったグループ名の「一清会」は、「百術は一誠に如(しか)ず」という小沢氏の座右の銘の「一誠」をモチーフに、「清くなくてはならない」(事務局長に就任した野間健衆院議員)ということでの「一清」という。無垢(むく)、まっさらを想定させる「清」という言葉を入れ込んだことに、「原点回帰」への思いを感じた関係者もいた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7357a6d9332b41afd442a153ad988470ba57d76c
立憲民主党には、この程度の人材を出さざるを得ないということが世間に露呈してしまうのではないでしょうか。
野党共闘といっても主張も政策も違う烏合の衆では、政治混乱は旧民主党政権以上になるのは目に見えています。もし仮に、小沢一郎氏が新党を作ってもそれはスクラップアンドビルドではなく、国民の生活が第一の第二弾になるだけでしょう。
自分たちに、維新や国民民主党から刺客が送られないよう、布石を打ちたいだけなのではないでしょうか。