残り任期約1年でも問題ばかりの川勝平太静岡県知事。反省していると弁明するも、1年間で2回も舌禍事件を起こしてますよね?本当に反省していますか?
当然ですが都道府県知事は47人います。その中で、1、2を争う失言癖を持っているのが静岡県知事の川勝平太氏です。
川勝知事といえばJR東海の一大プロジェクトにして、国の経済の起爆剤になることが期待されているリニア中央新幹線を沿線の知事としては唯一工事の着工に反対しています。
何かにつけて物議を醸す川勝知事ですが、本人は全くと言っていいほど気にしていない様子です。
その証拠に、静岡県議会の自民党会派を念頭に暴言を吐いたと思えば、今秋には、菅総理に対しても暴言を吐いていました。1年間で2回も暴言を吐いた事実を見れば、反省しているとは、とても言い難いと思います。
来年に実施される静岡県知事選挙で、静岡県民の良識ある決断に期待するしかありません。
川勝知事の暴言癖を露呈した1年
静岡県知事を務める川勝平太氏。川勝知事は、静岡県知事に就任するまえは、研究者としての道を歩んでいました。当時の石川静岡県知事の誘いを受け、石川知事を支え、その後、石川知事の後継として、静岡県知事の重責を担うようになりました。
研究者として歩み、静岡県知事に就いた川勝知事ですが、川勝知事が思わぬ事件を1年間で2回も起こしました。その事件とは舌禍事件です。
最初の舌禍事件は、昨年の12月でした。
昨年12月、県議会会派の予算要望を受けた際、自民会派を念頭に「やくざの集団、ごろつきがいる」などと発言して2月定例会で発言を撤回し、謝罪する事態となった。
民意によって選ばれている県議会議員について、「やくざ」「ごろつき」と暴言を吐いた川勝知事。川勝知事の暴言はこれに留まりません。全国的に注目された菅総理に向けた暴言でした。
知事は7日の定例記者会見で「菅首相の教養レベルが図らずも露見した。学問をされた人ではない。単位を取るために大学を出た」などと発言した。12日も報道陣に「訂正する必要は全くない」と強調し「(菅首相の)経歴を見ると、学問を本当に大切にしてきたという形跡が見られない」と述べた。
知事に就任する前の川勝知事は学者でした。その学者だった人物が、『教養』を持ち出して暴言を吐いたのです。ひどいハラスメントです。
川勝知事の2つの発言は、自身と学者のイメージを大きく悪化させたと言っても過言ではありません。
この2つの発言をした川勝知事、表向きには、撤回・謝罪等を、後にしていますが、全くもって反省していないことが、川勝知事自身の発言から明らかになりました。
2020年12月の本会議、川勝知事が述べたことの薄っぺらさ。
川勝知事が、知事としての品位を汚した菅総理への暴言について、県議会自民党会派に所属する県議が、川勝知事の姿勢を問いただしました。
川勝平太静岡県知事は10日の県議会本会議で、自身の不適切な発言について「私の発言により傷ついた皆様に率直におわび申し上げます」と陳謝した。野崎正蔵県議(自民改革会議)の一般質問に答えた。
【略】
川勝知事はどの発言か特定せずに、「時に義憤に駆られ、発言内容が物議を醸した。十分に自戒し、不適切な発言をしないよう言い聞かせている」と述べた。
「十分に自戒し、不適切な発言をしないよう言い聞かせている」と発言した川勝知事。ですが、この言葉を言えるなら、一年間で2回も舌禍事件を起こさなかったはずではないでしょうか。
義憤に駆られたとも川勝知事は述べていますが、感情に任せて暴言を吐く人物に県知事の職が務まるのか甚だ疑問です。
来年に実施される静岡県知事選挙。まだ川勝知事は態度を明らかにしていません。川勝知事が、暴言について少しでも反省しているならば、再選を目指すこと自体を諦めるべきです。
来年の静岡県民の役割は非常に大きいものとなるでしょう。