厚生労働省、新型コロナウイルスの接種間隔を原則の5カ月から3カ月に短縮




厚生労働省は、新型コロナワクチンの接種間隔について、短縮を行った際も中和抗体価が十分上がり、安全性も特段懸念が報告されていない点を確認し、これまで原則5カ月の接種期間を3カ月に短縮することを了承しました。

新型コロナワクチンの接種間隔について、21日からこれまでの原則5カ月から3カ月に短縮されることが決まりました。

新型コロナワクチンの接種間隔を巡っては、19日に厚生労働省の専門部会が前回の接種から「少なくとも5カ月」から「少なくとも3カ月」に短縮することを了承しました。

20日に開かれた専門家らの分科会では、この接種間隔の短縮をワクチンが無料で接種できる法律上の「臨時接種」にも適用することが了承されました。

対象には、オミクロン株にも対応したファイザー社とモデルナ社のワクチンも含まれ、3回目以降の接種で21日から適用されます。

政府は、年末年始の感染拡大に備え年内に希望者への接種を終えたいとしていて、間隔の短縮によって接種を加速したい考えです。

引用元 新型コロナ ワクチン接種間隔 21日から3カ月に短縮

ワクチン接種期間短縮の対象は、これまでに薬事承認されたファイザー社とモデルナ社のワクチンで、オミクロン株のBA.1に対応したものやBA.4とBA.5にも対応したものも含まれる考えです。

年末年始にかけて新型コロナウイルスの感染拡大が懸念され、今年はインフルエンザとの同時流行も懸念されている一方、年末年始は帰省や受験など、大切な時期であるため、ワクチン接種の呼びかけを続け、引き続き政府は、希望する全ての対象者に対して、年内にワクチン接種を受けられるよう1日100万回の接種体制整備を進めています。



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