【新型コロナウイルス】ダイヤモンドプリンセス号で作業した厚生労働省職員がウイルス検査なしに職場復帰?少し危機感が足りないんじゃないですか!
新型コロナウイルスの集団感染が起きているクルーズ船(ダイヤモンドプリンセス号)内で業務していた厚生労働省などの職員の多くが、ウイルスの検査を受けずに職場に復帰していたというニュースを見ました。
NHKの報道で、専門家は「船内で感染した職員も出ているので、職員の検査の在り方を見直す必要があるのではないか」と指摘しています。
船内で作業を行っていた厚労省の幹部など国の職員4人の感染が明らかに
ダイヤモンド・プリンセス号では、これまでに乗員・乗客634人の感染が確認されたほか、船内で事務作業にあたった厚生労働省などの国の職員4人の感染が明らかになっています。
クルーズ船ではこれまでに厚生労働省の職員が少なくとも90人船内に入っていますが、発熱などの症状が無かった職員の多くは船内での業務が終わったあと、ウイルス検査を受けずに職場に復帰していたことが、NHKの厚生労働省への取材で分かりました。
また、クルーズ船に入った厚労省以外の国の職員や災害派遣医療チーム「DMAT」の医師らも、症状が無い人は検査を受けていないことも分かりました。
少し危機感が希薄しているのでは?とも受け取ってしまいます。
船内の乗客のために、懸命に作業をしても、今度は、家族や職場、または、公共の交通機関を使っていれば、そこから感染の拡大のケースも十分考えられます。
一番敏感でならなければいけない機関がこれでは、この先が不安になってきます。
一方、内閣府では
内閣官房によりますと中国・湖北省からチャーター機で帰国した人が滞在する宿泊施設では、対応に当たった内閣府の職員などの多くがウイルス検査を受けているということです。
本来は、内閣府の対応が正解だと思います。
これは、感染しているいない以前に、作業が終えた後に検査をしっかりして、その上で安全だと思えば、我々国民も余計な心配をしなくて済みます。
嫌味な例えになりますが、「あそこのご主人、ダイヤモンドプリンセス号で作業してたのに、検査受けてないんですって」なんてことになれば、たとえ健康体であっても家族が風評被害に晒されてしまいます。
今後は統一の対応でお願いします
どこから感染するかわからない限り、運転でいう「だろう運転」ではなく、「かもしれない運転」を行なってもらいたいと思います。
発熱や症状がなくても、感染リスクのある場所に行ったり接触したりした場合は、常にウイルス検査をして、日本はこれだけ徹底しているんだというところを是非見せて頂きたい。
内閣府、厚生労働省だけでなく、外務省職員が中国に行った際なども、関係省庁は徹底して、国民にお手本を見せてもらいたいと思います。