アビガン先行、治療薬開発を急ぐ日本企業 




米製薬大手ギリアド・サイエンシズの抗ウイルス薬「レムデシビル」が7日、新型コロナウイルス感染症の治療薬として国内で初の承認を受けた。世界的な感染拡大で治療薬の開発競争は激化。巨額資金を投じる海外企業に交じり、日本企業も取り組みを急いでいる。

治療薬開発の主流は、レムデシビルのように別の治療目的で承認された抗ウイルス薬の転用だ。富士フイルム富山化学(東京)の抗インフルエンザ薬「アビガン」は、安倍晋三首相が「月内承認を目指したい」と表明。レムデシビルに続く承認が確実視される。

感染者への治療効果や安全性を確認する臨床試験(治験)は3月末に開始。政府の支援で国内の安定供給体制の確立も進める。ただ、副作用リスクのある妊婦に投与できないデメリットがある。

欧州で開発され、帝人ファーマ(東京)が国内製造販売元の「オルベスコ」はぜんそく向けの吸入ステロイド薬。クルーズ船患者への効果が報告され、研究が進んでいる。

抗ウイルス作用以外では、中外製薬の関節リウマチ薬「アクテムラ」が月内に治験開始見込みだ。炎症の原因物質の働きを阻害するといい、重症患者向け。同社は「年内申請を目指す」としている。

新規開発は武田薬品工業が着手した。昨年買収した欧州大手の技術を生かし、回復患者の血漿(けっしょう)中の抗体を活用して開発する。欧米勢と提携し、「血漿を効率的に集める」という。塩野義製薬は年度内の治験開始を目指している。

同社はワクチンも開発し、年内に治験を始めると表明。ワクチン開発では、田辺三菱製薬がカナダ子会社で取り組む。バイオベンチャーのアンジェスは7月の治験開始が目標だ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200508-00000012-jij-bus_all

GNJ
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世界各国で新型コロナウイルスに効くとされている薬が100種類以上あるといわれている中、注目されているアビガン。臨床試験中の薬だが、アビガン含め早期の抗ウイルス薬として研究が進んでいる薬たちには活躍してもらいたい。

ネットの意見

北里と花王?の研究チームの話題も出てきましたし、早く薬が出来る事を願うばかりです。
不安などで、イライラしながら生活はもう疲れてきました。
田舎でこんな状態なんだから都会はもっと大変だと思います。
医療関係者の方々に感謝です。
アビガンが早期に承認されることは良いこと。
アビガンを投与できない人、アビガンが効かない人もいるので、アビガンに続く薬の開発も急務だが、アビガンで救われた人も既に多くいるのも事実のようなので、アビガン早期承認は期待できる。
たとえ海外で治療薬ができても、最初は数が限られているのでどうしても開発した国が優先されてしまう。やはり日本の会社に頑張ってもらいたい。
アビガンに続くのがオルベスコっぽいですね。こちらは既に男女年代幅広く使われている実績があるので副作用の面では安心です。
治療薬とともに有望な対症療法薬が見つかるのも明るいニュースですね。
レムデシベルは副作用の報告も多く、重症者の最終手段でしょう。注射なので肺炎がきつくても投与できるし。
ただ、圧倒的に多い軽症者用に「アビガン」を早く承認して欲しい。
妊婦や血液が固まりやすくなる。という副作用も報告されているが、かなり効果が期待できる。ともされている。
医師が症状に合わせて処方できるようになれば助かるのは間違いない。
薬の使い分けが大切です!検査結果で使い分けが!軽症状で抑えれば重篤になって亡くなる事が少なくなります!それには早期発見、早期治療です!
投薬のタイミングや効能によって、選択肢や組み合わせの方法は多い方がありがたいと思います。
がんばれ日本企業!
人類未知ウイルス故に感染力は強いが、基本形は通常型コロナウイルス。日本においては、季節が変わって紫外線強度と湿度が上がれば活性が落ちる可能性は十分に高い。




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