6日ぶりに同空港に4本ある全滑走路が利用可能に

2日、羽田空港で、新千歳空港から向かっていた日本航空516便が、着陸した直後に海上保安庁の航空機と衝突しました。これにより、日本航空516便の乗員・乗客合わせて379人うち14人がけがをしていることが確認されましたが、命に別状はありませんでした。一方、海保機には6人が搭乗 していて、うち5人の死亡が確認されました。

事故の影響で、1月2日から羽田空港のC滑走路の運用が閉鎖されていましたが、8日午前0時に再開されました。

羽田空港、6日ぶりに4本ある全滑走路が利用可能に

C滑走路では、機体の撤去作業のほか、海保機が炎上した南寄りの長さ90メートル、幅30メートルで路面の舗装が熱で劣化しました。このアスファルトを打ち直す作業のほか、衝突後、日航機が路面につくったとみられる穴や溝も補修することになりました。これを受け、C滑走路の運用が閉鎖され、2日から7日までに計1453便が欠航しました。

復旧作業が完了し、「国土交通省によると、7日午後4時過ぎ、撤去作業などが完了し、C滑走路は8日午前0時に運用を再開した。これにより、発着便数は事故の前と同じ水準に戻るとしていて、連日発生していた多くの欠航は解消される見通し」とのことです。

事故の経緯は現在調査中ですが、報道では管制官の指示に海保側が認識間違いの行動をしたなどの報道もありますが、これについては詳細がわかるまで注目したいと思っています。とはいえ、関係者が早期復旧に尽力し、何とか再開できてよかったと思ういます。

早速ダイヤ回復とまではいかないでしょうが、迅速な対応にお疲れさまと言いたいです。

後は、徹底検証をしていただき、今後の事故防止に繋げていただきたいですね。

 

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