米、ICBM迎撃に初成功 日本と共同開発ミサイルで
【ワシントン時事】米国防総省ミサイル防衛局は17日、日本と米国が共同開発したイージス艦搭載迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」による大陸間弾道ミサイル(ICBM)迎撃に成功したと発表した。
SM3ブロック2AでのICBM迎撃実験は初めて。
北朝鮮は先月、朝鮮労働党創建75周年を祝賀した軍事パレードで新型ICBMを公開したばかり。米国としては、地上からだけでなく、海上からもICBMを撃ち落とせることを示し、本土防衛能力と抑止力を強化する狙いがある。
同局によると、太平洋のマーシャル諸島クエゼリン環礁にあるミサイル防衛実験施設からICBMに見立てた標的のミサイルが打ち上げられた。ハワイ北東の海域に配置されたイージス艦「ジョン・フィン」は、衛星が探知したICBMの情報を受信。SM3ブロック2Aを発射し、標的を破壊した。
SM3ブロック2Aは米防衛大手レイセオンと三菱重工業が共同開発した。
米国はICBM迎撃用として、地上発射型迎撃ミサイル(GBI)しか保有していなかった。SM3ブロック2Aを迎撃に使えることで、重層的な防衛が可能になる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/38a72f96d5a3a94e57c5b405da348c20fa2bb433
ネットの意見
GBIは射程が非常に長大なのでICBM相手の確認射撃で一目標に最大4回の交戦機会を得られるので、GBIだけで4段防御が可能なので本来は別種の迎撃ミサイルを組み合わせた多段防御は必要ないと考えられていました。しかし試験成績の悪さでそうも言っていられなくなったのです。
万が一、有事になった際に
日本にミサイルを大量に打ち込めば勝利出来ると
騒いでいるが
現実はミサイルもまともに飛ばせず
日本に到達しそうなミサイルも
遥か上空で迎撃され日本は無傷である事を祈りたい
鉄壁な防御は必要だが
それに匹敵するぐらいの攻撃能力も
また、必要なのである
現行の迎撃システムで確実に落とせると勘違いをしている人が多すぎる気がします。
ミサイル迎撃にせよ、通常兵器による敵基地攻撃能力にせよ、敵対国による核攻撃の意志を挫くには決定打たり得ない。
「二度と核兵器の惨禍を繰り返さない」ためにも、日本は戦略原潜を建造し、アメリカとの核共有による抑止力を保持するべきではないだろうか。
これは、既にNATOが採用している戦略でもある。
現在の日米関係とアジアの安保環境で、アメリカからこの戦略が拒否される可能性は少ないはず。
あとは、日本がどう決断するかの問題と考える。
日本は、専守防衛なのだから独自の防衛兵器の開発進めるべきだ。
日本学術会議のせいで、何年遅れたんだ?
が、こういったサーカスみたいなことに頼るわけにはいかない。
あくまで選択肢の一つだと考えて装備を充実させねばならない。
ICBMを開発し保有することが費用対効果が高いのは「迎撃が不確実である」ことが前提ですので、この効果を相対的に減ずる本成果は重要です。
ただ一方で固定目標に命中させる攻撃側が、音速を遥かに越える飛翔体に命中させる迎撃側より技術要求もコストも低く、失敗の際の被害も迎撃側が一方的に大きいことも事実です。
コメントで既に他の方も言われてますように、「そもそも撃たせない」ための施策として、同等の報復能力及び、攻撃の兆候を検知して対処する「敵地先制攻撃能力」を備えることも必要と考えます。
本質的に生産性がない軍備に貴重な人、税を投じなければならない現状は悲劇ですが、軍事力が国家安全保障と直結するのも残念ながら現実です。
国民、国土の安全を保証するのは国家の第一義です。
領土的野心がないことを明示しつつ、軍備に資源を投じざるを得ないのが日本の現状と考えます。
が
まずは、打たせないことが重要。それには打っても迎撃される、打てば報復される等それなりの抑止力が必要。
日本には悲しい事に確実なものは何もない。
媚びる事しかないのが現実。
いまだに9条神話に現を抜かし、有事には米国が守ってくれると信じ込んでるめでたい方々が多数存在する。
敵地攻撃を含め抑止力を持たなければ今後は生存すら危ぶまれる。核武装に関しても論議すらできない。もうそういった時代ではない。
イージスで迎撃できない超音速ミサイルは、超小型衛星1000個以上のシステムを構築する必要があるとされ時間がかかりそうだ。
短期的には敵地能力を保有すべきで、米軍の中距離ミサイルを日本に配備するのが手っ取り早いと思う
したら数分で着弾してしまうので
現実的には役に立たないかもしれないが
それでもそうした防衛力の強化は
抑止力にもなるし、
将来的にはさらに改良され
北朝鮮の脅威に対して有効なカードに
なる可能性は十分あると思う。