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立民議員がALPS処理水を『ALPS処理汚染水』と韓国マスコミに語り、海洋放出反対を表明しています。。。韓国の立場に寄り添うのが国会議員の役目とは思えません。。。

福島第一原発事故をめぐり大きな節目を迎えようとしています。福島第一原発の敷地内に貯蔵されてきた処理水を海洋放出することを政府は決定しています。

科学的に問題がないとされる処理水ですが、韓国のマスコミは非科学的な言説で海洋放出に反対しています。その韓国で起きている反対の動きを後押しするような言動が日本の国会議員からありました。

立民に所属している阿部知子議員は韓国のマスコミのインタビューに応じ、処理水をあえて『ALPS処理汚染水』という表現を用いたのです。

日本の国会議員の仕事は韓国の援護射撃をすることなのでしょうか。。。

立民所属議員が韓国の立場に寄り添った発言。。。

日本政府が処理水の海洋放出をすることを決定しましたが、そのことに猛反対しているのが隣国の韓国です。岸田総理と尹大統領がシャトル外交を再開させましたが、韓国の本質はそう簡単に変わるものではないようです。

韓国が猛反対する処理水の海洋放出について、日本の国会議員が韓国のマスコミのインタビューに応じ次のように語っています。

立憲民主党の阿部知子衆議院議員(74)は、目前に迫った福島第一原発の汚染水の海洋放出について、「海は共有財産」だと述べつつ、汚染水を固体にして日本国内に置き、後に再利用しようという新たな代案を提示した。

また「日本政府とIAEAは、処理汚染水の海洋放出が長期間続いた時、環境や人体に与える影響についても深く研究していない。放射性物質を海に捨ててはならない」と訴えた。
中略
韓国は「汚染水」、日本は「ALPS処理水」と呼んでいることについて阿部議員は、ALPSで処理しても依然として汚染水だと述べつつ、「ALPS処理汚染水」という用語を使っていると語った。
引用元 日本の議員の訴え「海は共有財産…汚染水は固体化して保管し、のちに再利用を」

国内に置けと語る阿部議員ですが、それが可能ならとっくに政府は手を打っているのではないでしょうか。そして『処理水』であるにも関わらずわざわざ『ALPS処理汚染水』という言葉を作り、汚染水というイメージを植え付けようとしています。

どうしても海洋放出に反対する姿勢を崩さない阿部議員ですが、世論調査の結果は賛成が反対を上回っています。3月に朝日新聞が次のように報じています。

18、19日に実施した朝日新聞の世論調査で、政府が今夏までに始める方針を示している東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出について賛否を聞くと、「賛成」51%が「反対」41%を上回った。21年5月と22年2月に質問した際には賛否が拮抗(きっこう)していたが、今回初めて賛否に差がついた。男女別では、男性は「賛成」が60%で「反対」34%を上回ったが、女性は「反対」48%が「賛成」42%をやや上回った。
引用元 福島第一原発処理水の海洋放出「賛成」51% 朝日新聞世論調査

半数を超える51%が海洋放出に賛成を示しているのです。

阿部議員は別の世論調査に言及しながら、『世論は60%が賛成というが、国民には正しい情報が与えられていない中、日本は全体的に原発についての雰囲気が変わりつつある。』と語っていますが、『正しい情報が与えられていない』とは何を指すのでしょうか。

自らに不利な世論調査の場合に『正しい情報が与えられていない』とは、あまりにもお粗末な見解ではないでしょうか。

日本政府を批判し、韓国の立場に寄り添うことだけが国会議員の務めではありません。

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