菅義偉官房長官、自民党総裁選立候補へ ポスト安倍“大本命”9月1日にも出馬会見




 菅義偉官房長官(71)は、安倍晋三首相の後任を選ぶ自民党総裁選に立候補する意向を固めた。党関係者が30日、明らかにした。安倍政権を官房長官として支え、二階俊博幹事長(81)との信頼関係も厚いことなどから、ポスト安倍“本命候補”と言える。小泉進次郎環境相(39)は同日、自身の立候補を否定し、河野太郎防衛相(57)が出馬すれば応援すると表明した。自民党は総裁選を9月8日告示、14日投開票とする日程で最終調整に入った。

安倍首相による電撃辞任表明を受け、自民党内で後継選びの動きが本格化する中、後任候補の“本命”が動いた。

関係者によると、菅氏は29日夜、二階幹事長、林幹雄幹事長代理、森山裕国対委員長と会い「総裁選日程が決定したら正式表明したい」と伝達。二階氏は「頑張ってください」と激励した。

次期政権でも新型コロナウイルス対策と景気対策が大きな課題となる中、これまで危機管理を担ってきた菅氏の手腕への期待は大きく、菅氏も自ら陣頭指揮に当たるべきだと判断した。9月1日に行われる党総務会で総裁選の日程や方式が決まった後、正式に出馬表明する方向。

菅氏は30日、国会周辺で支持議員と会うなど調整を進めた。菅氏に近い無派閥議員らは近く出馬要請する。二階派は30日に幹部会合を開催。河村建夫元官房長官は記者団に、菅氏支持へ「空気が生まれつつある」と語った。

菅氏はこれまで次期総裁選出馬に関し、「全く考えていない」などと重ねて否定してきた。一方で、7月以降はメディアへの露出が増加。政策手腕への評価は高く、新元号発表で「令和おじさん」として知名度もアップ。安倍首相の側近としてのキャリアや政策の継続性などから、石破茂元幹事長(63)や岸田文雄政調会長(63)とともに「ポスト安倍」の主要候補として名前が挙がっていた。

菅氏は無派閥だが、党内には衆院当選4回以下の若手議員らで構成する30人規模の「ガネーシャの会」のように菅氏を取り巻くグループがある。首相や二階氏も、菅氏を次期総裁の有力候補として評価してきた。公明党との関係も良好で、官僚にもにらみが効く。

首相の所属する細田派98人と二階派47人の支持を得れば、勝ち馬に乗りたい他派閥が、雪崩を打って支持を表明する可能性もある。1日にも行われる出馬会見で何を語るのか。“大本命”の動向が注目される。

https://news.yahoo.co.jp/articles/667f10799329e2969c6cfad5d6ab3a69c8b06798


ネット声


一政党内で決めないで欲しいですね
「国民投票」にして欲しいです。
菅長官は、インバウンドの推進者。観光立国、IRも賛成。
日本の保守政治家としては見識ある。
中国、韓国とも筋を通しながら、交流を進めるだろう。一番良い選択。
1年後には総裁選あるし、その前には衆議院開催もある。また選べる。
人は変わるね。
この人自分は上に立つ人間ではなく上を支えるのが心情ですと言っていたのに。




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