日本共産党員が異例の執行部批判です⇒志位委員長の在任期間について『国民の常識からかけ離れている』と主張です

国会で一定の存在感を示し続けている日本共産党に驚きの事態が発生しました。現役の党員が日本共産党の執行部への批判を開始したのです。

党員が執行部を批判することも異例のことではありますが、その執行部批判は理解できるものでした。志位委員長の在任期間を指摘し、『国民の常識からかけ離れている』と厳しく批判したのです。

志位委員長の在任期間は20年を超えています。確かに20年以上の長期に渡って同じ人物が政党のトップに居続けるというのは理解に苦しむものです。

現役党員からの声に志位執行部はどのような対応を取るのでしょうか。。。

党員が驚きの執行部批判を展開。。。執行部はどのような対応をするのでしょうか。。。

党員が執行部を批判すること自体はあまり珍しいものではありません。実際に自民党や立民をみれば、執行部が所属議員から批判に晒されることはあります。ですが、日本共産党となれば話は別です。

その共産党で現役党員が異例とも言える日本共産党の執行部を批判したのです。

共産党の現役党員で元党職員の松竹伸幸氏(67)が19日、東京都内で記者会見し、党員の直接投票による党首公選制の導入を求めた。委員長ら幹部の選考過程や、政策決定を巡る党内議論が不透明だと疑問視。志位和夫委員長の在任期間が20年以上に及ぶことを踏まえ「国民の常識からかけ離れている」と強調した。党の組織運営に関し、党内から公然と執行部批判が出るのは異例だ。

同党は組織の高齢化など深刻な問題を抱えていると指摘。立て直しに向け「政策の違いを堂々と議論し、外に見える状況をつくり出したい」と訴えた。
引用元 共産党員、党首公選制要求 選考不透明、異例の批判

安倍元総理も長期政権という点で批判を浴びたことはありましたが、志位委員長の場合は驚くことにその在任期間は20年を超えているのです。

20年を超え、同じ人物が政党のトップに立ちづけることは国内の政党を見てみても日本共産党くらいです。独裁政治と言われても仕方ないでしょう。

この異例とも言える党員の批判を執行部はどのように捉えるのでしょうか。日本共産党は決して意見を聞かない政党ではないことは次の事例が証明しています。

共産党は、小池書記局長が党の会議で田村政策委員長を厳しく叱責したことがパワーハラスメントにあたるとして、警告の処分にしました。

共産党によりますと、今月5日に開かれた党の会議で、小池書記局長が地方議員の名前を間違って読み上げ、司会を務めていた田村政策委員長が訂正したところ、小池氏が田村氏に対し「間違えていない。訂正する必要はない」と強い口調で叱責したということです。

小池氏は数日後に田村氏に謝罪しましたが、党の内外から「パワーハラスメントではないか」という声が寄せられ、14日開かれた党の常任幹部会で警告の処分が決定されました。
引用元 共産 小池書記局長をパワハラで警告処分

このパワハラへの対応は驚くほど速いものでした。この時も党の内外から寄せられた声で執行部が動いたと報道されています。

今回の党員の執行部批判にも真摯な対応をするのでしょうか。

党員からも『国民の常識からかけ離れている』と批判される志位委員長の在任期間ですが、この上がった声に対して、日本共産党には是非しっかりと向き合ってもらいたいと思います。

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