小泉農水相、高市総裁よりも「党員票をとれていればよかっただけ」と悔しさ滲ませる




『小泉進次郎農相は10日の閣議後会見の際、敗北した4日の自民党総裁選の結果について、敗因としてさまざまな見方が浮上していることをめぐり「結果がすべてを物語っている」と述べた。その上で、高市早苗総裁に敗れる結果となったことに関し「(高市氏を上回るような)党員票をとれていればよかっただけだ」と、くやしさをにじませた』とのことです。

確かに今回の党員票は、麻生氏が「党員票をいちばん多く獲得した候補を支持」と述べたことで、影響が大きかったと思います。

高市総裁よりも「党員票をとれていればよかっただけだ」とありますが、それが難しいのです。なぜ取れなかったのかをしっかり分析しなければ次回もないと思います。小泉氏の出馬については、父の純一郎氏も「まだ早い」と否定的でした。確かに多くの方がそう思っていたでしょう。政治家としての経験も能力も他の候補の方がはるかに勝っていると指摘する声も少なくなく、人気だけでここまで上り詰めた感がまだあります。

党員票を取れていればよかった”だけ”と言っているあたり、まだまだ甘いと言わざるを得ません。今後、自民党を背負って立つことになる可能性の高い議員です。それまでにしっかり政治家としての経験を積み、能力を鍛え上げていって欲しいものです。




関連記事一覧