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自衛隊に責任転嫁?牧之原竜巻被害で自衛隊派遣見送りを鈴木知事が「自衛隊判断」と説明に、自衛隊が「調整で県も合意」「要件に該当しないとの認識を共有した」と反論です




10月1日に朝日新聞が『台風15号による竜巻被害をめぐり、静岡県牧之原市の杉本基久雄市長が自衛隊の派遣がなかったことに疑義を示したことについて、鈴木康友知事は30日の記者会見で「市からの要請を受け自衛隊に打診したが、派遣の要件を満たさないとの回答だった」と説明し、県の要請を自衛隊が断ったとの認識を示した』と報じました。

自衛隊が一方的に断ったように報じられましたが、これに自衛隊が反論です。

これに対し、陸上自衛隊のトップにあたる荒井正芳 陸上幕僚長は10月2日の記者会見で、派遣の打診があった災害廃棄物の除去や入浴支援、給食支援に関してはいずれも「自治体等により対応可能であると(陸上自衛隊 板妻駐屯地)第34普通科連隊と県の間で認識共有がなされた」と事実上の反論をしました。

荒井陸上幕僚長は県と第34普通科連隊との調整の結果、特に非代替性の部分で要件に該当しないとの判断が下されたとの見解を示し、「県も合意している」と強調しています。

その上で、県から正式な災害派遣要請は受けていないことを明かし、事前の調整の段階で双方の認識が一致したことから「災害派遣要請が発出されなかったと承知している」と述べました。

引用元 静岡県が虚偽説明? 竜巻被害に伴う自衛隊派遣要請めぐり 知事は“一方的に断られた”との認識示すも陸上幕僚長「調整をしっかりした」「要件に該当しないとの認識を共有した」と“反論”

自衛隊の反論が事実とすれば、県は自衛隊との調整内容と経緯をしっかり牧之原市に伝えなければなりません。それなのに鈴木知事が虚偽説明したとなれば、県でしっかり情報共有が成されていないか、牧之原市長からの不満について、鈴木知事が自衛隊に責任転嫁したことになります。

何より自衛隊は便利屋ではありません。最悪だった前知事が退いて少しは静岡県もマシになるかと期待していましたが、自衛隊の主張の通りなら、鈴木知事も残念な知事と言えるかもしれません。




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