矛盾!立憲民主党岡山県連がお引っ越し ⇒ 連絡がなかったと5区支部長の鎌田氏が大激怒 ⇒ 1区の原田氏が全員に連絡したと声明 ⇒ 立憲民主党は、まともに県連の引っ越しも連絡もできないことが露呈
すったもんだの末に誕生した新・立憲民主党ですが、一枚岩とは言い難い内情です。その最たる例が、立憲民主党岡山県連のひと騒動です。
立憲民主党の岡山県連は県連事務所の引っ越しを決めたものの、大事な県連事務所の引っ越しを1人の支部長に対して連絡していなかったというのです。
小学生でもしないような、『仲間外れ』を公職にある人やその候補者の人が集まる県連で行われていたとなると、立憲民主党のガバナンスに疑問を持たざるを得ません。
立憲民主党岡山5区総支部長、鎌田桂輔氏が大激怒
次の衆議院議員総選挙に立憲民主党で、岡山5区から立候補を予定しているのが、鎌田氏です。
鎌田氏は、立憲民主党岡山県連の副代表を務めている人物です。
この鎌田氏が、激怒していることがあります。それは、鎌田氏に対して、岡山県連の引っ越しの連絡がなかったということ。
衆議院議員総選挙に向けて、長い期間、地元で活動をしてきた鎌田氏。それにも関わらず、引っ越しの連絡がこないという異常事態。
鎌田氏が言うように、県連事務所の引っ越しをSNSで知ったというのが本当ならば、立憲民主党岡山県連のデタラメさは、国政政党の地方組織としての体裁を整えていないと言っても過言ではありません。
鎌田氏はSNSに続けて、次のような投稿をしています。
鎌田氏の怒りは治まるところを知りません。鎌田氏の立場に立てば、これほど屈辱的なことはないでしょう。
鎌田氏の怒りは、ごもっともですが、やはり烏合の衆、立憲民主党が一枚岩になることは、難しいようです。
この鎌田氏の怒りを更に増幅させた人物がいました。それが、同じ岡山から次の衆議院議員総選挙に出馬することになった原田謙介氏です。
鎌田氏と原田氏の言い分はどちらが正しいのか
県連事務所の引っ越しを知らされないという屈辱的な扱いを受けた鎌田氏。鎌田氏の怒りに、火に油を注いだ人物がいました。それが原田氏です。
原田氏は、2019年に実施された参議院議員通常選挙に岡山選挙区から出馬し、惨敗を喫した人物です。無職になりかけていた原田氏を救ったのは立憲民主党。晴れて、岡山1区から衆議院議員総選挙に立候補する運びになりました。
参議院議員通常選挙に出馬しておきながら、落選したら衆議院議員総選挙に出馬。原田氏はとにもかくにも、バッジを着けたいのでしょう。
そんな原田氏のSNSへの投稿に、鎌田氏が反応しました。
鎌田氏の一連の反応を受けて、原田氏の投稿には、質問が飛び交いました。
原田氏は、質問に対して、答えてはいますが、その中で、「5区総支部長が聞いてないとのことですが」という質問に足して次のような返答をしています。
原田氏の返答は、全支部長が出席して、引っ越しを決めたというものでした。全支部長が参加ということは、当然、鎌田氏も含まれているはずです。
原田氏の主張の通りならば、鎌田氏の怒りは、何なのでしょうか。鎌田氏がSNSに投稿していることが嘘だとは到底思えません。
ここで確かなのは、鎌田氏、原田氏のどちらか一方が、確実に嘘を付いているということです。
公職に就こうとするものが、平然と嘘を付くのは、有権者として見過ごすわけにはいきません。ぜひ、鎌田氏には更なる情報発信をお願いしたいと思います。
この立憲民主党岡山県連の騒動をみていると、旧民主党勢力は相変わらず、一枚岩ではないこと、そして、何よりも県連の引っ越しすらまともにできず、喧嘩を始めてしまう集団であることがよくわかります。
県連の引っ越しですら支部長同士がけんかを始めるのですから、国家の統治や政党の運営は無理の一言です。