小川幹事長が「首相指名で無効票投票なら議員辞職を」と首班指名選挙をけん制です

石破首相の辞任表明を受け、次の首相を狙う自民党の有力議員が動き出しています。

総裁選挙について、自民党の総裁選挙管理委員会は9月22日に告示し、国会議員の投票は10月4日に行うことを決めました。また、全国の党員・党友の投票も行う、いわゆる「フルスペック型」で行うことを決め、注目度が大きくなっています。

自民党総裁が決まった後は首班指名選挙となるのですが、これまで決選投票の際に決戦候補以外の名前が投票され無効になっていたことを受け、立憲民主党の小川幹事長が「何党の誰であれ、無効票を投じるなら議員辞職すべきだ」と注文を付けました。

小川幹事長が首班指名選挙めぐりけん制

立民の小川幹事長は9日の記者会見で、首相指名選挙について「自党の党首に投票してくださいと。1回目はそれでいい。2回目は1着の人と2着の人のどちらかという選挙に臨むわけだから、どちらかに書けない人は議員辞職すべきだ。無責任極まりない」と訴えました。さらに「仮に自党の党首に投票してくださいと言う場合には、投票が無効票にならない努力をする責任がある。『私に投票してください』と各党に呼び掛ける責任がある」と述べ、野党間での協議に臨むべきだ、との認識を示しました。

おそらく決選投票となれば自民新総裁と野田代表の2名に絞られると思うのですが、もし野田代表が決選投票まで登らず、仮に玉木代表や神谷代表が決選投票まで言った場合、立民の議員らはどうするでしょうか。決選投票で必ずどちらかに入れるという事はその人物を首相としてを信任したという事になります。どちらも新任できないということなら白票を含めた無効票は仕方ないと思います。

それに「『私に投票してください』と各党に呼び掛ける責任がある」というならまずは野田代表に動けと言うべきでしょう。それでも選ばれなければ野田代表の交渉の努力が足りなかったということです。

こんな上から目線で威圧的に言われ同調する政党があるでしょうか？