
性犯罪再犯クルド人、懲役8年が不服で控訴です。被告人親族とみられる女性が「人を殺していない。なぜそんな罰を与えるのか」と叫ぶ。日本では性的暴行は重罪です
また、ハスギュル被告の判決公判の閉廷直後、被告のクルド人親族とみられる外国人女性が「人を殺していない。なぜそんな罰を与えるのか」「誰も殺していない。懲役8年を与える必要はない」などと叫び被告を擁護したといいます。
参院選でもそうでしたが、外国人問題は今最も注目を集める問題のひとつです。日本人と外国人の強烈なズレのひとつに罪の重さの意識の溝です。日本人にとっては性的暴行は重罪です。「強姦罪」は2017年の刑法改正により「強制性交等罪」に名称と内容が変更され、法定刑の下限が3年以上から5年以上と引き上げられました。その罪を再び犯したのですから、8年は軽いくらいです。しかし、クルド人にとっては「人を殺したわけではない」程度の問題なのです。この認識の溝が埋まらなければ、共生の道は困難だと考えます。
