
小川幹事長、自身の足元に火がついているのに、呑気に石破首相の進退についてコメントです
自民党内で石破首相の辞任を求める声が広がっています。
石破首相が就任してから衆院選、都議選、参院選の3連敗ですので、石破おろしが始まっても無理はありません。裏金問題の影響もあり、他の議員など党全体の責任はあるかと思いますが、就任してから支持回復に何も有効な手を打てなかった石破首相と森山幹事長の責任は重いと思います。
しかし、だらしなかったのは与党だけではありません。国民民主党・参政党の躍進があった一方で、野党第一党である立憲民主党が伸び悩み議席維持が精いっぱいだったのですが、立民幹事長は他人事の様に石破首相の進退について語っていました。
自信がピンチの状態に気がついていないような小川幹事長です
参院比例区で自公640万票減でしたが、そのほとんどを国民民主と参政に持っていかれ、立民は4位でした。野党第一党として立民こそが議席を上乗せをしなければいけなかったのですが、野党内でも3位という結果でした。党内からも「実質敗北」という声があがっていて、『立憲民主党の馬淵澄夫元国土交通相は25日、奈良市で記者会見し、参院選の結果を受けて「党(執行部)人事の刷新は不可避だ」と述べた』と、執行部の入れ替えを求める声が広がっています。
そんな中、テレビ朝日の番組に出演した小川幹事長は、石破首相の進退について「これだけの大敗の結果をきちんと形にしないのは、あり得ないだろうと思ってますので。なぜ(退陣を)否定されたのか、どういう思惑があるのか、いぶかしい思いで見ています」 とコメントしていました。
執行部人事の刷新を求める馬淵氏は、「野田佳彦代表に対し責任を問う声は上がっていない」と語り、野田氏の続投を支持したそうです。執行部人事の刷新を求める一方で、野田代表の続投を支持しているということは、幹事長が入れ替えの筆頭で、敗戦の責任は幹事長にあると考えているのだと思います。小川幹事長は呑気に石破首相の進退についてコメントしている場合ではないと思います。自身の足元に火がついていることを分かっていないのでしょうか。
