• HOME
  • ブログ
  • 政治ニュース , 野党
  • 『14歳と同意』発言の本多平直議員、1年間の党員資格停止処分へ⇒不服の西村智奈美議員と津村啓介議員が嘆願書を配布して処分撤回を求める⇒同情の余地はあるのでしょうか?

『14歳と同意』発言の本多平直議員、1年間の党員資格停止処分へ⇒不服の西村智奈美議員と津村啓介議員が嘆願書を配布して処分撤回を求める⇒同情の余地はあるのでしょうか?


立憲民主党は『14歳と同意した性交で逮捕されるのはおかしい』との趣旨の発言をした本多平直衆議院議員に対して、1年間の党員資格停止処分を図る方針を決定しました。つまりまだ停止になっていないということです。

本多衆議院議員は5月、刑法で定める性行為への同意を判断できるとみなす年齢の引き上げを議論していた党の会合で「50歳近くの自分が14歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まるのはおかしい」との趣旨の発言をし、党内外から批判が噴出していました。

しかし、これに対して、本多衆議院議員の妻で同党の西村智奈美衆院議員と津村啓介衆議院議員が処分撤回を求める嘆願書を配布していました。

本多衆議院議員への新たな処分検討に撤回を求める西村衆議院議員と津村衆議院議員、同情の余地がないと思われますが。。。

党内外どころか、国民からも大ひんしゅくを買った本多衆議院議員の発言ですが、西村衆議院議員と津村衆議院議員は3点を理由に処分の撤回を求めています。

 嘆願書は13日午前に朝日新聞のサイトで「立憲、本多氏の公認内定取り消しへ」との記事が配信されたことを受け、「常任幹事会メンバーの皆さまへ」との題名で、西村氏と津村啓介衆院議員の連名で配られた。

本多氏への次期衆院選北海道4区の公認取り消しなどの処分方針に関し、(1)既に執行部が処分済みの事案であること(2)党内からの情報漏洩(ろうえい)経緯が不透明であること(3)事態の沈静化に逆行すること-を理由に挙げて不当処分と訴え、常任幹事会での熟議と再考を求めた。
引用元 立民・本多平直議員の党員資格停止見通しに妻・西村智奈美議員が嘆願書

現在、日本は刑法で13歳未満との性行為を禁止しているのですが、これは100年以上前の明治時代に設定された基準で、それから変わっていません。時代が違い過ぎます。

そういった中での本多衆議院議員の発言で、ましてや政治家の発言です。本多衆議院議員の認識は明らかに危ういもので、同情の余地がないと言っていいでしょう。

西村衆議院議員らの訴えの「既に執行部が処分済みの事案であること」というのは、厳重注意の事です。これにはネット上からも「身内に甘すぎる」「与党発言なら辞職を求めているだろう」といった趣旨の批判で溢れかえっていました。厳重注意だけで済ましていたら、今後立憲民主党に政権の発言の上げ足取りをする資格は一切なかったでしょう。1年間の党員資格停止処分でも甘いくらいです。

次に「党内からの情報漏洩経緯が不透明であること」に対してですが、記事内では「そもそも本件は、党内からの情報漏洩というルール違反に端を発している」「どのような経緯で、発言者名がマスコミに流出したかも明らかになっていません」と西村衆議院議員らは主張していますが、それはそれで党内で得意の犯人捜しをすればいいだけの話です。本多衆議院議員が発言したことは、本人も認めているのですから関係の無いことです。

次に「鎮静化に逆行」とありますが、厳重注意でお茶を濁して沈黙を貫いていただけです。かえって国民の不信感は増大して、立憲民主党の支持は下がり続けるでしょう。

本多衆議院議員を必死で擁護する西村衆議院議員と津村衆議院議員。良い人だからは理由になりません。。。

西村衆議院議員に関しては、妻ということで、夫を守る為に行動していたと思われるのですが、津村衆議院議員については謎です。

津村衆議院議員は本多衆議院議員の発言が問題視された直後に擁護していました。

この投稿に対して、批判のコメントが殺到しました。

仲が良かろうと、津村衆議院議員が本多衆議院議員を良い人と思っていようが、それは津村衆議院議員の主観です。

本人たちが本多衆議院議員を良い夫、信頼できる仲間と思っていても、それはそれ、不適切でありえない発言をしたことには変わりありません。ましてや、立憲民主党の議員たちは、常にアンテナを張って政府のあげ足を取ろうと必死で、発言一つで辞任を迫っているわけです。そんな状況で「根はいい人だから勘弁してください」は到底通用するわけがありません。

福山哲郎幹事長も「本人が『撤回』と言っているので、それでいいのではないか」「厳重に口頭注意した」といって済まそうとしましたが、政治家を支える国民が「それでいいわけがない」と言っているのです。本来ならば除名処分か辞職勧告が相応しいと思います。

関連記事一覧