村上総務相が参院選の結果受け「ポピュリズムが正論に勝ってしまうことは正しいのか」と疑念です





『村上総務相は22日、20日に投開票が行われた参議院選挙で野党が公約に掲げた政策について、「ポピュリズムが正論に勝ってしまうことは正しいのか」と疑念を示しました。村上総務相は野党が主張していた、物価高対策としての消費税廃止や消費税減税について、「次の世代のことを考えていない。ポピュリズムが正論に勝ってしまうことは、本当に日本の民主主義にとって正しいのか」と、厳しい言葉で野党が公約に掲げた政策に疑念を示しました』とのことです。

その正論が国民に伝わらなかったのは大いに反省しなければいけません。いくら正論を言ったとて、国民の生活が楽になるわけではありません。物価対策に給付金では一時しのぎでしかなく、今後の不安が国民に残るだけです。そういった国民の声を聞き入れなかったから審判が下されたのではないでしょうか。

報道によりますと自民党内では首相退陣の動きがあるとのことですが、それも仕方ありません。かつて石破首相が時の首相に退陣を迫った過去があるのだから、ここで辞めなければブーメランとなってしまいます。

閣僚が反省の弁を述べるのではなく、このような憎まれ口を叩くようではまったく反省していないと国民は受け取ります。これからの再起には邪魔な存在だと思います。



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