
山尾氏の騒動では国民民主の支持減になりましたが、蓮舫氏出馬は党内の溝が深まりそうです
参院選で蓮舫氏の出馬が注目されていましたが、立民執行部はついに擁立を決定しました。
蓮舫氏といえば昨年、都知事選に出馬するために参議院議員を辞職し、党を離れ臨みましたが結果は2位どころか3位の大惨敗で選挙後は自身のSNSで「今は、国政選挙はもう考えていない」「渡り鳥みたいになる」と述べ、国政復帰を否定していました。
多くの方は政界引退だと捉えていましたが、夏の参院選に比例代表で出馬します。
これには仲間内からも不安視する声や反発する声があがっています。
身内の反発押しのけ出馬決定で党内の溝深まる?
昨年蓮舫氏は「都民のために無所属という形を選びました」と、参院議員を止め、党も離党し都知事選に臨みました。しかし結果は惨敗で、選挙後に蓮舫氏は「今は、国政選挙はもう考えていない」「国政から卒業して、都知事に手を挙げ、すごい景色を見た。120万を超える人が『蓮舫』と書いてくれて、これでまた国政に戻るというのは違う。渡り鳥みたいになる」と述べていました。
「国政を卒業」「これでまた国政に戻るというのは違う。渡り鳥みたいになる」」と述べていたにも関わらず、そもわずか一年後に出馬ですから有権所も首を傾げます。
また、身内からも様々な声があがっています。
立民が蓮舫氏を参院選比例区への擁立を決めたため、連合は比例区で立憲から6人の組織内候補の擁立を決定済みで、労組系議員から「当落線上にいるほかの比例候補が落選しかねない」(参院議員)との反発が噴出しています。
また、参院選で連合の組織内候補が当選圏内から押し出されるかたちで蓮舫氏が返り咲きを果たした場合、参院側で野田氏の判断への不満が出る可能性があるとのことです。
他にも『野田氏の政治手法にも批判が集まる。野田氏は自身に近い手塚仁雄幹事長代行らを重用しており、党内からは「側近政治」と批判されてきた。蓮舫氏擁立は野田氏の強い意向とされ、立民中堅は「野田氏はえこひいきで蓮舫氏を政界復帰させたいのだろうが、われわれも有権者も求めていない。負けたら抗争だ」と戦意をみなぎらせた』と、党内からの不満も強まっているそうです。
そして、今SNS上で話題となっているのが石川大我議員の投稿です。

現在は削除されていますが、立民の参院の本心だと思います。特に比例代表で出馬する議員は同じことを持っているのではないでしょうか。
山尾氏の公認を巡っては国民民主の支持が激減するという事態になりましたが、蓮舫氏の場合は党内の溝が深まりそうですね。立民執行部はここまで強行して蓮舫氏に何を望んでいるのでしょう。
