立民、最年少女性候補がまさかの自民党推薦で県議選に出馬へ ⇒ 立民党本部は『背信行為』『反党行為』と猛烈に批判です。。。
今月招集される通常国会では議論すべきことが山積しています。野党がどのような姿勢で通常国会に挑むのか注目していましたが、それ以前の問題のようです。
一昨年の衆議院議員総選挙に立民から出馬した候補者が、今年の統一地方選挙で自民党の推薦を得て立候補する意向を示したのです。
もちろん立民には離党届を提出した上での立候補になりますが、激怒しているのが立民党本部です。
激怒する前に、何故立民を離れて自民党の推薦を得て出馬することになったのか、その原因を考えることの方が先ではないでしょうか。
立民から自民党への『移籍』に激怒する立民執行部です。。。
党勢拡大がいつまで経っても叶わない立民に大激震です。一昨年の衆議院議員総選挙に立民から立候補していた人物が立民ではなく、自民党の推薦を得て統一地方選挙に挑むことが明らかになりました。
そして出馬する統一地方選について次のように語っています。
今井氏は「私、今井るるは、来春の岐阜県議会選挙に立候補を予定しております。所属につきましては、立憲民主党を離党し、無所属の自民党推薦にて出馬予定です」「自民系の議員として地域密着で活動することで、いち早く子育て支援や地域活性化に関する予算・政策を実現させたいと想(おも)うようになりました。立憲民主党で国政を目指し応援いただいていた皆様に深くお詫(わ)び申し上げます」などと投稿した。
引用元 今井瑠々氏が立憲に離党届 「自民系議員として政策実現」
自民党の推薦を得て、自民党系の県議会議員として政策の実現を目指したいとその理由を語っています。
政策を実現したいという想いは政治家を志す人としては当然のことだと思います。この理由を裏返せば、立民では政策実現が難しいということになります。
確かに、報道される立民の国会での姿勢は批判ばかりであり、政策実現とは程遠いものに思えます。
この立民から自民党への『移籍』について早速立民執行部が猛烈に反発しています。
選対委員長を務める大串議員は、厳しい言葉を並べています。
立憲の大串博志選対委員長は7日、「突然かつ一方的な離党の意思表明は極めて遺憾である」としたうえで、自民推薦候補として県議選に立候補することについても「多くの支援者・支援団体の皆さんの期待を二重に裏切る背信行為であり、有権者の理解が得られるものではない。厳しく非難する」とするコメントを発表した。
立憲の党本部は17日に予定されている常任幹事会で、今井氏に対する対応を検討し、決定するとしている。
引用元 今井瑠々氏が立憲に離党届 「自民系議員として政策実現」
大串議員に続き、泉代表も訪問先の千葉県市川市で記者団に対して『許されない。反党行為であり、政治の道から外れている。当然処分は行われる』とこちらも厳しい言葉を並べています。
『移籍』に至った詳細な経緯はわかりませんが、立民が若手候補者にとって魅力的な選択肢ではないということは明らかです。そして一旦仲間になり、その後離れるとなれば、このような厳しい批判に晒される政党では、新人も公募しにくいのではないでしょうか。
有権者にとってだけではなく、候補者にとっても魅力的な選択肢にならないことが明らかになった立民は本気で政権交代を目指すのでしょうか。所属議員から見放されるような政党では有権者の誰一人として真に受けないと思います。