函館でスルメイカ漁解禁も不漁で史上初の初競り見送りです




『6月1日に解禁された北海道南部のスルメイカ漁は、不漁により水揚げが断念され、史上初めて初競りが見送られました』と、地元メディアのUHB北海道文化放送が報じています。

 1日に解禁された道南のスルメイカ漁の漁獲量は、ほぼゼロで水揚げが断念されています。

「漁獲ゼロもう廃業だね本当に。廃業だ、やってられないもん」

「わたし、ゼロこんなの初めてだ。ゼロ」(いずれも漁師)

函館から11隻が出漁していましたが、イカはほとんど取れませんでした。

市場によりますと初出漁によるセリが開かれないのは史上初めてです。

とのことです。

「漁師を40年やっていて初めて」という方もいたそうです。

乱獲や海洋環境の変化が原因と言われています。スルメイカは近年、異常な価格高騰が続いており、10年前と比較して、卸売価格が約2.5倍から4倍近くに跳ね上がっており、高級イカのヤリイカよりも高価な状況です。お店で見かけるスルメも依然は手ごろなおつまみでしたが、今では高級おつまみです。今年も高価な品物になってしまうのでしょうか。




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