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コメ不足が「コメ高騰の裏に“買占め業者”」との指摘です。農水大臣も「これまでコメの取引に全く参入してこなかった方が、多数参入してきている」と指摘です
政府は備蓄米21トンの放出を発表しました。投機的なマネーゲームも指摘されるなか、異業種や外国人が買い付け競争に参入していることが分かったとのことです。
江藤拓農水大臣は『これまでコメの取引に全く参入してこなかった方が、多数参入してきていることもだいたい分かった。このままの状態を放置すれば、これから先も主食であるコメが、マネーゲーム、投機の対象になってしまうかもしれない。これは日本にとって決してよくない』と語りました。
「米価高騰のA級戦犯は流通業者」「コメ高騰の裏に“買占め業者”」との指摘もあがっています。コメ自由化で、これまでお米を扱ってこなかった業者が参入し、価格操作を行っているとのことです。
政府の備蓄米放出により、コメ価格が安価になれば、こういった業者への影響は少なくないでしょう。備蓄米放出でお米の価格が元に戻ることを期待します。