トヨタが世界販売で5年連続世界一です。EV車が伸び悩む中、HV車は米欧で順調のようです
『トヨタ自動車が30日発表した2024年の世界販売台数(ダイハツ工業、日野自動車含む)は、前年比3・7%減の1082万台となった。独フォルクスワーゲン(VW)グループの902万台を上回り、5年連続で世界一となった。量産に必要な認証「型式指定」を巡る不正や中国での競争激化で、過去最高を記録した23年(1123万台)からは減少したものの、過去2番目の高水準となった』と、中国では減少したものの、米欧ではハイブリット車(HV)が順調に伸ばしたそうです。
『モーター駆動で走る「電動車」の世界販売は23・2%増の453万台で、そのうちハイブリッド車(HV)が21・1%増の414万台と9割以上を占めた』とのことです。
ホンダと日産もHV車に注力しています。
ホンダの2023年のハイブリッド車(HV)の販売台数は、約80万5千台で、前年比で28%増と過去最高を記録しました。ホンダは、2030年までに中国を除く地域でのHV販売台数を約130万台まで伸ばすことを目標としています。
日産自動車は、独自のハイブリッドシステム「e―POWER」の世界累計生産台数が10月末で150万台に到達したと発表した。2016年11月に小型車「ノート」に初搭載して以来、約8年での達成となる。26年度には北米市場にも投入を予定しているとのことです。
EV車が伸び悩む中、HV車は順調です。何かと叩かれやすい日本企業ですが、しっかり実績を残しています。やはり、日本企業の戦略は正しかったようです。