• HOME
  • ブログ
  • その他
  • 鶏卵高騰で「エッグショック」が懸念されています。鳥インフル感染が今月に入り急拡大で、大量に殺処分

鶏卵高騰で「エッグショック」が懸念されています。鳥インフル感染が今月に入り急拡大で、大量に殺処分




養鶏場での高病原性鳥インフルエンザの感染拡大に伴い、鶏卵価格が徐々に上昇しています。

お米やキャベツなどの一部野菜に加え、庶民の味方の卵の高騰も懸念されています。

『鳥インフル感染は今月に入り急拡大している。昨年末までは12道県で16件だったが、今月は20日午後2時時点で、鶏卵の主産地の愛知や千葉など5県で23件発生。今季の殺処分対象数は計693万羽に膨れあがり、このペースで感染拡大が続けば過去最悪の2022~23年シーズン(84件で殺処分数計1771万羽)を「上回る恐れもある」と農水省担当者は警戒する』とのことです。

気になるのは価格高騰で、『懸念されるのが鶏卵価格が高騰する「エッグショック」だ。農水省食肉鶏卵課は現在の価格上昇について「殺処分の影響が出てきている」と分析。さらに殺処分が増えれば、1キロ・グラム350円まで上昇した22~23年シーズン並みに高騰する恐れもある』とのことです。

他にも豚肉の高騰も家計を苦しめています。

しかし、価格高騰ばかりを伝えるのではなく、やむなく殺処分せざるを得ないまで追い込まれた生産者側の立場に寄り添い、今の農業の実情を国民に正しく伝えて欲しいです。

『農水省は、供給の安定化や価格高騰の緩和のため、近く自治体や業界団体に対し、▽鶏卵の不足地域への融通▽加工用に冷凍液卵の活用▽採卵鶏の採卵期間を1~2か月程度延長――を求める通知を出す』とのことですが、早急な対応が求められます。




関連記事一覧