テレグラムCEOの仏逮捕 ネット犯罪共謀容疑にIT業界反発
産経新聞の記事によると、通信アプリ「テレグラム」のパベル・ドゥーロフ最高経営責任者(CEO)が24日、フランスの空港で身柄拘束された。仏検察は児童ポルノや麻薬取引、詐欺への共謀容疑だと発表。テレグラム側はネット規制の行き過ぎだと反発し、米実業家イーロン・マスク氏らが同調している。
と書かれています。
テレグラムは逮捕を受けて声明で、「プラットフォーム乱用の責任は、オーナーにあると主張するのはバカげている」と仏当局を批判しました。
同社は欧州連合(EU)の規制を遵守していると強調した。
ドゥーロフ氏は39歳でロシア生まれ。仏国籍を持っており、保有資産は推計約155億ドル(約2兆2300億円)というカリスマ経営者だ。2013年に設立したテレグラムは高度な暗号機能が特徴で、送受信者やメッセージの秘匿性が高い。利用者はロシアやウクライナなど旧ソ連圏を中心に、世界で約10億人とされています。
仏検察は26日の発表で、ドゥーロフ氏に対する容疑12件を列挙しました。
違法コンテンツの保有や流布への共謀、マネーロンダリング(資金洗浄)のほか、当局への情報提供を拒否した疑いが盛り込まれたとのことです。