総裁選と代表選で明暗！自民、11人が出馬に意欲で世間が注目で、立民はいつものメンバーで注目薄く、報道の扱いにも差。。。

自民党総裁選と立憲民主党代表選が近づいています。

自民は総裁選を9月12日告示、27日投開票を行うことを決め、立民の代表選は9月7日告示、23日投開票の日程で行われるとのことです。

日程は近いですが、候補者と盛り上がりで両党の明暗が鮮明になっています。

総裁選と代表選で、自民と立民に明暗

自民党は、岸田総理が『自民党が変わることを示すもっともわかりやすい最初の一歩は私が身を引くことだ』と総裁選不出馬を発表し、『閣僚の中には総裁選に名乗り上げることを考えている方もいると思う。気兼ねなく閣僚としての職務に支障のない範囲で、堂々と論戦を行ってほしい』と語ったことを皮切りに、次々と閣僚や議員らが名乗りを上げました。報道によると、茂木敏充幹事長、石破茂元幹事長、林芳正官房長官、加藤勝信元官房長官、高市経済安全保障担当大臣、河野デジタル大臣など、若手として小泉進次郎元環境大臣と、小林鷹之前経済安全保障担当大臣など、11名が出馬に意欲を示しているようです。この状況は岸田総理の大号令が生んだものでしょう。これだけの議員が出馬の意向を示せば、推薦人確保にも注目が集まります。そして、もはや誰が新総裁になるか予想もつかず、党内外で盛り上がっています。当然メディアの注目も集めています。

一方で、立民と言えば、今のところ名前が上がっているのは泉健太代表と枝野幸男前代表で、後は野田佳彦元首相がどうするかだけです。何の変わり映えもなく、報道も関係ない小沢一郎議員の暗躍ぶりに注目を集めているだけです。そもそも自民の総裁選に埋没しないよう、代表選を同時期に合わせたはずが、これだけの候補者の差を見せつけられると埋没は必至です。しかも、泉代表は立民の代表選の注目を集めればいいのに、18日にはSNSに『自民党の総裁選。派閥単位の動きが活発になっている。岸田総理の宏池会も動くそうだ。結局、自民党の体質は変わらないのだ』と自民の批判をしています。つまり泉代表自身が自民に注目してしまっているのです。

立民の代表が気になって自党のアピールそっちのけで自民総裁選を注目しているのですから、世論が自民に注目するのは当然ではないのでしょうか。