政権交代を実現させ、総理を目指す泉代表に、党内から無情の発言です。玄葉氏「政権交代したら総理は野田氏が適任」「枝野前代表も有資格者だ」
立憲民主党の内部分裂の前兆でしょうか。
泉健太代表は政権交代した際には総理大臣に就任することにかなり前のめりですが、党内から「政権交代したら総理は野田氏が適任」との意見が出てしまいました。
泉代表は政権交代を実現させ、総理に就任するよう一生懸命です。それなのに、重鎮からのこの言葉はあまりにも残酷です。
玄葉氏「政権交代したら総理は野田氏が適任」
立民の玄葉光一郎元外相は、出演したBS-TBS番組で、『権交代が実現した場合は首相と党代表に別の人物を充てるのも選択肢だとして、首相は野田佳彦元首相が適任だとした。「野田氏は胆力がある。今、一番時代に求められている」と述べた』とのことです。また『また、枝野前代表も「有資格者だ」と述べました』とのことです。
これでは泉代表の面目は丸つぶれです。立民の「次の内閣」には泉代表が「ネクスト総理大臣」となっています。また、泉代表は『政権交代を目指すにあたり総理大臣の候補者と党代表とを分ける考えはないとした上で「常に総理大臣になるシミュレーションをしている」』と述べています。また、『過去の民主党政権の反省として、あまり数多くのことを約束しない。また、官僚とも単に敵対関係ではいけないし、日米関係も継続から入り信頼関係を大事にしながら進めていく』と抱負を語っています。
そんな泉代表の野望の裏で、泉代表を支えるべき議員が「政権交代したら総理は野田氏が適任」と述べています。玄葉氏は、泉代表について『首相になるための修業を積んでいる』とフォローしていますが、まるで今の泉代表は総理に相応しくないとも言える残酷なことを、事もあろうにテレビ番組で発してしまいました。
立民議員全体を見て、同じような意見が多いとしたら、泉代表はただのお飾りとなってしまいます。流石にそれは気の毒です。この様なことをテレビ番組で、軽々しく発言するのはいかがなものでしょうか。