辻元議員『減税はアピール、増税、負担増はステルス、隠すということがはっきりした』⇒旧民主党勢力のことでしょうか?

定額減税の額を給与明細に明記することが国会で問題視されています。参議院の予算委員会で立民の辻元議員は、岸田総理の答弁に対して『減税はアピール、増税、負担増はステルス、隠すということがはっきりした』と語りました。

この批判ですが、そっくりそのまま辻元議員をはじめ、旧民主党勢力に当てはまるのではないでしょうか。

消費税増税を決定したのは民主党なのです。それにもかかわらず選挙では消費税減税をアピールしていました。

自らのことを棚上げする姿勢は永遠に変わらないようです。

増税に触れないのは旧民主党勢力の方では?

6月に行われる定額減税ですが、実施を前にして定額減税の額が給与明細に明記されることについて立憲民主党が噛みついています。

22日に参議院予算委員会で質問に立った辻元議員は、岸田総理の答弁に納得しなかったのか『減税はアピール、増税、負担増はステルス、隠すということがはっきりした』と言い放ったのです。

政府与党を批判することが仕事なのかもしれませんが、辻元議員は肝心なことを忘れています。『減税はアピール、増税、負担増はステルス、隠すということがはっきりした』と言っていますが、旧民主党勢力も同様なのです。

国政選挙の度に消費税減税を訴えていた立憲民主党ですが、そもそも消費税増税を決定したのは民主党政権なのです。

民主党は29日、税制調査会・一体改革調査会の合同総会を開き、消費増税を柱とする税制抜本改革案を了承した。総会に出席した野田佳彦首相(党代表)が2段階で消費税を引き上げる時期をそれぞれ半年遅らせ、2014年4月に8%、15年10月に10%とする案を提示した。増税の地ならしとして、国会議員の定数削減法案を来年1月召集の通常国会に提出することも表明した。
引用元 https://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2902G_Z21C11A2MM8000/

東日本大震災があった2011年に消費税増税の流れを決定した民主党ですが、その後の旧民主党勢力は減税こそ主張しますが、消費税増税は安倍元総理が実行したのものとして、民主党政権が決定したことを隠そうとしています。まさに負担増についてはステルスなのです。

辻元議員は民主党政権で副大臣を務めるなど、要職を務めていました。そのような人物に岸田総理の定額減税を批判できる資格があるとは思えません。

自らのことを棚上げし、政府を批判する姿勢には呆れるしかありません。

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