こども家庭庁、児童保育の業務を効率化
こども家庭庁は、共働き家庭などの待機児童解消に向けて、小学生を放課後に預かる学童保育の取り組みとして、職員配置に対する補助を増やすほか、利用希望が多い時期の対応を検討するなど、集中的に取り組む対策を取りまとめています。
学童保育でのICT活用のニーズを把握した上で、支援拡充を考え、25年度予算概算要求への反映を目指す方針です。
学童保育の補助金引き上げ
こども家庭庁は、学童保育で働く職員の人手不足の解消に対応するため、常勤の職員を1クラス当たり2人配置した施設を対象に、補助金を引き上げ、人材の確保や運営の安定化の方針を固めています
なお、学童保育は自治体が事業所に委託する運営をしており、国は1クラスで受け入れる児童を40人以下としたうえで職員を2人配置することなどを、参照するべき基準として示しています。
このようにこども家庭庁は、学童保育の補助金を引き上げ、人手不足解消へと取り組んでいます。