記者会見に対話型の人工知能のチャットGPTを活用




米国発のチャットGPTの革新性が今後の運用へ期待が熱く語られている中、松野博一官房長官の記者会見より、対話型の人工知能のチャットGPTを活用した質問が行われました。

松野博一官房長官の6日の記者会見で、インターネット動画中継サイト「ニコニコ動画」の記者が、人工知能(AI)による対話型の自動応答ソフト「チャットGPT」を使って作成した文章を用いて、松野氏に質問する場面があった。

【Q:日本経済の課題は?】チャットGPTの回答

同記者は「官房長官へ質問をするという前提で、『チャットGPT』との対話でできた質問をする」と前置きした上で、「チャットGPTが世界的な発展をもたらし、米国や中国などで生成系AI搭載の対話型検索の開発が急ピッチで進んでいます。政府はこうした取り組みや動向をどう見ていますか。また、日本では、企業等が独自に開発を進めるといった話は今のところあまり聞きませんが、経済成長や生産性の向上、国民へのサービスの向上をもたらす可能性が高いこうした開発への支援等について、いかがお考えでしょうか」と質問した。

これに対して松野氏は「官民における研究開発の推進や人材育成、データの利活用促進のほか、信頼性を確保していくことが重要だ。政府を挙げて総合的に取り組みを進めていく」と答えた。

引用元 「ニコ動」記者、官房長官会見で「チャットGPT」使い質問

チャットGPTは問いを入力すると自然な言葉遣いで答えが返ってくるサービスであり、人と会話する感覚で文章を作れ、幅広い分野での活用が期待されています。

またチャットGPTは、テキストで質問を入力すると、質問者の意図を組んで自然な言葉で回答することができ、簡単な質問だけではなく、論文を書いたり、小説を書いたり、音楽を作ったりすることもでき、まさにコンテンツを自動的に作り出す生成AIです。

今後、AIの活躍に注目が集まる中、web上にあるデータの誤りや、データの不十分から信憑性のない回答となる可能性も考えられるため、これから私たちには、ネットやAIから出てくる情報が本当に正しいのかを精査する、情報判断力がより求められるようになるのではないでしょうか。



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