こども家庭庁、少子化改善に向けた具体策




こども家庭庁のこども家庭審議会は、少子化の改善に向けた具体策を盛り込む、こどもまんなか実行計画案を提示し、保育サービスやひとり親家庭の支援強化を明記しました。

毎日新聞の記事によると、実行計画は子ども政策の基本方針である「こども大綱」に沿って初めて策定される。ライフステージを通じた政策の重要事項として、多様な遊びや体験の機会づくり、子どもの貧困対策や自殺対策など7項目を挙げた。指標は項目ごとに設けられ、子ども政策の評価基準として用いられる。

 体験の機会づくりの指標としては、「子どもへの舞台公演鑑賞機会の提供に関する数値」や「1カ月の間に本を1冊も読まない児童生徒の割合」などを盛り込んだ。貧困対策の指標では、「全世帯と生活保護世帯の子どもの高校進学率の差」などが示された。と書かれています。

計画の策定は初めての実施であり、こども版の骨太の方針の位置づけから、少子化対策の実効性向上を目指す方針です。

保育所でAIの活用

保育所での子どもの見守りや自治体の子育て支援の現場にAIを活用する動きが広がり、業務の効率化や経験による対応の差を埋めることなどが期待されています。

AIをバックアップの道具として活用し、子どもや親子に人が手厚く関われる体制を作ることが期待されるなどの取り組みを実施しています。



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