立民の小沢氏が暴言です。。。自民党を支持する国民に対して「思考停止」⇒何故立民が支持されないか、現実に向き合うべきではないですか？

立憲民主党の小沢一郎氏が、「我々は力を合わせて政権奪取、政権交代を成し遂げたい」などと語っています。力のある野党が出てくるのは大歓迎ですが、今の立憲民主党に期待が出来るでしょうか。

また、小沢氏は自民党を支持する多くの国民に対して「思考停止」との暴言を吐いています。これは看過できない発言です。問題は、何故立民が支持されないのか？ではないでしょうか。

小沢氏が暴言です。自民党を支持する国民に対して「思考停止」

輿石東氏の回顧録出版パーティーに出席した小沢氏は、祝辞の際に『「自民党政権もようやくほころびが大きくなり、いずれ崩壊の日も近いと私は思っております」「我々は力を合わせて政権奪取、政権交代を成し遂げたい」』などと語りました。

また、小沢氏は13日、Ｘに『自民党とはこの国が乗り越えるべき一つの試練である。現状を変えたくない、何となく自民党…。実はそういう曖昧な支持が大半。いわば思考停止。結果、国力の低下と貧困拡大がある。今やこの国は先進国ではない。元凶は民主主義の衰退にある。利権、腐敗、裏金。この国には政治の刷新こそ不可欠である』と投稿していました。

驚くことに、小沢氏は多くの国民が思考停止に陥っているという暴言を吐いています。

「現状を変えたくない、何となく自民党…。実はそういう曖昧な支持が大半」と小沢氏は語っていますが、裏を返せばそれだけ今の生活に満足しているという表れではないでしょうか。小沢氏は政治に無関心な人が増えているとおっしゃりたいのかもしれませんが、政治に関心が強い国の共通点は、内乱が起きたり、難民を多く出したりするなど、国が荒れているときです。それにくらべて日本はどうでしょう。確かに円安が影響して物価が上がるなどしていますが、今の日本で命に関わるほど生活に困窮している人がどれだけいるのでしょうか。怖くて夜も歩けないなどと言う人がどれだけいるでしょうか。

また、多くの国民が思考停止に陥っているから自民党政権が続くのではなく、野党がだらしないから支持されないのです。米国もお隣の韓国も、頻繁に政権交代をしています。しかし、日本はどうでしょう。民主党政権が誕生し、日本も二大政党制になるかと思われましたが、政権担当能力のなさが浮き彫りとなり、自民一強が続いてしまうことになりました。小沢氏はこの現実にもっと目を向けるべきです。

小沢氏は自民党のことを痛烈に批判しています。自民党は確かに一時は支持率が10％代になりましたが、それでも立憲民主党の支持は上がりませんでした。なぜか？国民に信用されていないからです。政権奪取もいいですが、まずは国民に信用される政党に仕上げるのが先ではないでしょうか。