ウクライナ外務省に「AI報道官」登場
産経新聞の記事によると、ウクライナ外務省は1日、同省の声明を読み上げるため、人工知能(AI)を活用した架空の人物を作り上げたと発表した。実在するウクライナ人女性歌手の姿形で、領事関係の発表を担う。地元メディアは「AI報道官の登場」と伝えた。と書かれています。
発表によると、クレバ外相はAIの活用について「時間と資源を節約するためだ。外交官は、任務により集中できる」と説明しました。
AI報道官は「ビクトリア・シー」と名付けられました。
侵攻を続けるロシアに勝利(ビクトリー)するという意味を込めたといいます。
ビクトリアが自己紹介をする動画が公開され「確認された外務省領事部門の情報を公に伝えることが仕事だ」などとあいさつしました。
この試みは非常におもしろいと感じますし、戦時中のウクライナであれば情報の発信源を辿らせないなども出来ます。
AIが戦争に使われることは避けなくてはなりませんが、新しい一歩ではあると思います。