川勝知事の呆れた発言。リニア着工に慎重なのは、『国策であり、国民の総意』

もはや国策ともいえるリニア開通で、多くの国民が望んでいる事業だと思われますが、それを阻んでいるのが静岡県の川勝平太知事です。

様々な難癖でリニア工事の静岡工区の着工を阻んでいる川勝知事ですが、またも知事から呆れた発言が飛び出しました。

川勝知事の呆れた発言。リニア着工に慎重なのは、『国策であり、国民の総意』

2月26日の定例記者会見で、記者から、知事は誰のためにリニア工事に慎重な立場をとっているのか?と問われると、川勝知事は『国民の総意として、南アルプスの自然を保全することは国策であると思っている。10年前にはユネスコのエコパークに認定されているので、その生態系を保全することは国際的な責務だと考える。したがって、南アルプスの生態系、自然の保全というのは、多くの人の総意と受け止めている』と答えたと言います。発言を取り上げた報道では『つまり川勝知事は、リニアの着工を止めているのは国策であり、『国民の総意』だと言っているわけです。あまりにも飛躍しすぎた考えだと言わざるをえません』と指摘しています。この指摘も少々飛躍している感じですが、国民からは概ねそのように受け取られるでしょう。

南アルプスの自然を保全することは確かに重要なことです。しかし、リニア開通も国益となります。行政の役割は折り合いをつけてバランスよく対応するはずですが、川勝知事には早期解決に向けて共に検討する姿勢すら感じられません。

静岡県の隣県の知事らも静岡工区の早期着工を望んでいて、県内でも静岡市や大井川流域市町が川勝知事の姿勢を非難しています。もはや四面楚歌の川勝知事なので、自分自身で大義名分を掲げるしかなかったのでしょう。それゆえに「国民の総意」などと発言したのだと思われます。

リニア着工に慎重なのは、『国策であり、国民の総意』と川勝知事は主張しますが、『国民の敵』になりつつあるのではないでしょうか。

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