デジタル技術で新たなつながり、札幌で高齢者向け新サービス




産経新聞の記事によると、国のデジタル田園都市国家構想の交付金を活用した札幌市のまちづくり事業が28日、市内厚別区で始まった。市内で最も高齢化率が高い「もみじ台・青葉地区」の住民の協力を得て、デジタル技術で新たなコミュニティーづくりを進める。事業を推進する市デジタル戦略推進局の浅村晋彦局長は「地域とともに育てていきたい」などと抱負を語った。

「新・さっぽろモデル」と呼ばれるこの事業は、市と民間企業が連携した生活情報などを提供するサービスです。
事前にIDを登録すると、タブレットやスマートフォンから地元の買い物情報や近隣の交通案内などが得られます。
体重や血圧を入力すると健康管理にも役立てられています。
市はデジタル技術を使ったサービスで新たな地域のつながり創出を目指し、昨年7月ごろから準備を開始します。
無償貸与するタブレット利用者150人のほか、スマートフォン所有者450人を加えた600人規模で3年間実施する考えで、浅村局長は「利用状況を確認しながら段階的に拡大していければ」としています。
少子高齢化社会においてこういったサービスが施行されるのは非常に良い試みです。
ぜひ全国的にすすむことを祈ります。




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