北陸電力、能登半島地震で通期最終損益予想を「未定」




産経ニュースの記事によると、大手電力10社の令和5年4~12月期連結決算が31日、出そろった。前年同期に比べて、燃料価格の下落や為替レートがやや円高だったことなどが寄与し、最終利益は8社が4~12月期連結決算として過去最高を更新した。通期業績予想における最終利益の上方修正も相次いだ。
と書かれています。

最終利益が過去最高となったのは北海道、東北、北陸、中部、関西、中国、四国、九州の8電力となります。
四国電以外の7社は前年同期の赤字から一転、大幅な黒字を計上しました。
前年同期も黒字だった四国電は黒字額が前年同期比約30倍と大きく膨らんでいます。
一方で、今年1月1日に発生した能登半島地震で石川県などで火力発電所や送配電設備に大きな被害が出た北陸電は、復旧費用が見通せないとして、通期業績予想で最終損益を従来の300億円の黒字から未定に修正しました。被害額が判明次第、新たな予想を公表するとのこと。
電力会社のほとんどが黒字となっているとのことですが、私達国民の電気料金はどんどん高騰していっています。
この利益の還元が多少でもあればまた経済の活性化につながるかもしれません。




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