年度予算案110兆円超へ政府調整
産経新聞ニュースの記事によると、政府は19日、国の令和6年度予算案の編成で、一般会計の歳出(支出)総額を110兆円超とする方向で調整に入った。借金の返済や利払いに充てる国債費と医療、介護などの社会保障費が増える。と書かれています。
一方、新型コロナウイルス禍や物価高への対応で用意した予備費を削減し、過去最大だった5年度の114兆3812億円からは抑制します。
平成24年度以来、12年ぶりに前年度を下回るが、2年連続で110兆円を超える巨額予算が続きます。
「コロナ禍で膨張した歳出を平時に戻していく」とする政府方針に沿って歳出抑制にかじを切りますが、歳入(収入)は税収だけで賄えず、新たに多くの国債を発行します。
残念なことに財政悪化に歯止めがかかっていないのが現状です。
増税や物価高がいつまで続くのか、市民の生活にも限界があります。