厚生労働省、新型コロナウイルスの承認に取り組む




厚生労働省では、新型コロナワクチンの接種を受けた方を対象に、接種後に見られる様々な症状や解析した結果を調査しています。

そんな中、塩野義製薬、新型コロナウイルス変異株に対応したワクチンの最終段階の臨床試験を開始したと発表しました。

産経新聞の記事によると、塩野義は従来株対応ワクチンを昨年11月に承認申請し、今年7月の厚生労働省の専門部会で継続審議となった。従来株対応で承認をまず取得し、「XBB・1・5」対応で追加申請を行う方針。新たな変異株にも対応できる供給体制を目指す。と書かれています。

開発中の新型コロナウイルス感染症の予防ワクチンについては、国内の60歳以上に4回目接種の臨床試験の開始を行っています。

ワクチンの開発

新型コロナウイルス感染症のワクチンについては、早期の実用化を目指し、国内・海外で多数の研究が精力的に行われています。

一般に、ワクチンの開発は、基礎研究、非臨床試験、臨床試験の大きく3つのステップで進められ、その中で、候補物質の探索、有効性・安全性の確認、品質を担保しつつ大量生産が可能かどうかの確認などを行う必要があり、開発には一般に年単位の期間がかかります。

日本では、ファイザー社のワクチンが薬事承認され、ワクチン接種が開始されてから、様々な取り組みを行っています。



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