懲りないイギリスのタイムズ紙、東京五輪について『中止すべき時が来た』。。。書いたのは各方面から批判を受けたタイムズ紙東京支局長。。。
東京五輪に向けて競技団体はもとより、様々な組織が準備を行っています。多くの人々が、開催を待ちわびている東京五輪ですが、残念ながら水を差す人がいます。
タイムズ紙の歴史に名を刻んだ東京五輪『中止せざる得ない』という誤報ですが、この誤報を書いた東京支局長が、再度同様なことをタイムズ紙のコラムで書いたのです。
誤報という汚点を塗りつぶしたいのでしょうが、恥の上塗りでしかありません。しかも関係各所は開催に向けて尽力している中で、懲りずに『東京五輪中止』を訴えるのは看過できません。
タイムズ紙が明らかにしたのは東京五輪の開催可否ではなく、海外のマスコミも国内のマスコミと同様に、信用が置けないということです。トランプが指摘するようにフェイクニュースなのです。
イギリス・タイムズ紙の世界を駆け巡った誤報
タイムズ紙は、世界最古の歴史を持っている日刊紙です。多くの国でその名は知られています。そのタイムズ紙が、『東京五輪中止』と報じれば信じる人が沢山出てしまいます。
「すでに1年延期された大会の開催は、もはや絶望的だとの認識で皆が一致している。焦点は東京都が後日、五輪を主催できる可能性を残した格好のままで、メンツを保った形で中止発表できる道を模索することだ」
「誰も最初には言いたがらないが、開催は難しいとの考えで一致している。個人的にも開かれないと思う」
つまりは、日本政府として来る7月の五輪開催は中止を内々に決定。今後は開催都市が決まっていない32年に実施したい。そう決まったと踏み込んで報じたのである。
引用元 「五輪中止報道」の記者、過去に「雅子妃は鬱病」記事を執筆 再延期はありえない?
この記事を執筆したのは、タイムズ紙の東京支局長を務める人物です。東京支局長が執筆した記事は、瞬く間に全世界を駆け巡り、日本政府は坂井学官房副長官が、閣議後の記者会見で否定することになりました。
また国際オリンピック委員会のバッハ会長も『全員がトンネルの終わりの光明として半年後の五輪開催を実現すべく、断固として決意している』と語りました。タイムズ紙の報道について不快感を露わにしたのです。
それなのに、この東京支局長は奇妙なことに、改めて『東京五輪中止』の主張をタイムズ紙のコラムに掲載しました。
自身の記事通りに物事が進まず、追撃でしょうか?
どうしても『東京五輪の中止』を実現したいのか、タイムズ紙の東京支局長は、1月の記事には飽き足らず、今回はコラムで中止論を訴えました。
今夏の東京オリンピック(五輪)・パラリンピック開催について、英紙タイムズは3日、東京支局長の写真と名前入りのコラムを掲載し、「今年の東京五輪を中止すべき時が来た」と報じた。感染拡大を引き起こす可能性を指摘し、日本はおろか世界へと広がるリスクが大きすぎるとしている。
理由として、200を超える国から1万5千人以上の選手や、関係者、審判らに加えて多くの観客が来日することを指摘した。厳しい規制などでリスクを抑え込み、大会を開催できる国があるとすれば「それは日本」と認めつつも、「確証はない」としている。
引用元 東京五輪「中止すべき時が来た」 英紙タイムズがコラム
この東京支局長は、1月の記事では中止の発表を待つだけと言っていました。ですが今回のコラムでは、中止す『べき』と変節しています。
自分で自分の誤報を認めたようなものです。
決定事項をスクープとして、1月に報道したのではないでしょうか? 仮に政府内の決定事項であるなら、コラムで論ずることは『べき』論でないことは明白です。
誤報を飛ばし、誤報を実現させるために、コラムで東京五輪中止論を煽るタイムズ紙は、長い歴史を有していながら、信用できないマスコミに成り下がってしまったようです。
少なくとも一連のタイムズ紙の報道を見て、わかる事は国内のマスコミと信用できる度合いは遜色ないレベルということです。
『海外でこのような報道されている』と騒ぐのは無意味でしかありません。タイムズ紙の報道に騙されることなく、人々が一丸となって東京五輪を開催してもらいたいと思います。