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地方議員の公設秘書兼職問題、立民・岡田幹事長が『論点をうまくすり替えられた』⇒所属議員が税金の二重取りと騒いでいましたが、それは論点ではなかったのでしょうか。。。

維新の会所属の国会議員に端を発した地方議員と公設秘書の兼務問題ですが、自民党、そして立民にも同様の事例があることが判明しました。

各党がそれぞれ問題への対応を練っていますが、立民の岡田幹事長は、維新の会への攻撃材料になり得たためか、『(維新側により兼職の)届け出がされていなかったことが問題だったはずだ。『兼職は問題だから法律を出しますよ』と論点をうまくすり替えられた』と語っています。

届け出の有無が問題なのは理解しますが、立民所属の蓮舫議員は『税金の二重取り』と問題発覚当初厳しい声を上げていました。

蓮舫議員が問題の争点を間違えていたのでしょうか。

論点をすり替えられたとする岡田幹事長。税金の二重取りは問題視しないのでしょうか。

維新の会所属の国会議員に地方議員と公設秘書の兼務が発覚した際、真っ先に飛びついた政党の1つが立民でした。

立民の蓮舫議員は自身のSNSに『税金からの二重取り』と投稿していました。確かに蓮舫議員の言う通り、地方議員と公設秘書の兼務は、外形上は税金からの二重取りだと思います。

蓮舫議員が批判の声を上げたということで、その後は予想通り、立民にも兼職させている国会議員がいることが判明しました。

蓮舫議員の勇み足の批判は今に始まったことではありませんが、蓮舫議員とは異なり、執行部はこの問題を別の問題として捉えていたようです。

自民党は茂木幹事長が見直しの必要性に言及し、維新の会は地方議員との兼職を禁止する法改正案を国会に提出する方針を示している中、岡田幹事長から聞こえてきたのは違った声でした。

岡田幹事長は『各党がしっかり議論して一定の結論に達すればそれをしっかり守っていくということに尽きる』と述べる一方で、維新の会の対応を『(維新側により兼職の)届け出がされていなかったことが問題だったはずだ。『兼職は問題だから法律を出しますよ』と論点をうまくすり替えられた』と批判したのです。

届け出の有無が問題であるなら蓮舫議員が指摘した『税金からの二重取り』という点については問題だとは思わないのでしょうか。

当初は『税金からの二重取り』と問題視していた蓮舫議員ですが、その後は『立憲にも自治体議員と国会議員秘書兼職者がいたのは事実です。が、法令に則り届出済み。届出もしていなかった維新の例と同じではない。』とSNSに投稿しています。

税金からの二重取りという点は何処に行ってしまったのでしょうか。

多くの人がこの地方議員と公設秘書の兼務については『税金からの二重取り』に強い違和感を覚えていると思います。

自らに跳ね返ってきたら違う争点を出す、そして争点をすり替えられたと語るようではいつまで経っても立民に支持は集まらないと思います。

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